2011年03月07日

週刊オーディンスポーツ:Vol.6

■社説
前回、「人間には「私心」と「公心」の2つの心が揺らぎながら、行動が決定されていき、そういう中で、オーディンとしては、そこでみんなで励ましあって、頑張って「私心」を乗り越えて「公心」を持とうじゃないか。」
ということを、

「私に背きて公に向うは、これ臣の道なり。およそ人、私あれば必ずうらみあり、うらみあれば必ずととのおらず。ととのおらざれば即ち、私をもって公を妨ぐ。
うらみ起こるときは即ち制に違い、法をそこなう。
故に、はじめの章にいわく、上下和諧せよ。それまたこの情なるか。」

という聖徳太子の十七条憲法を引用して主張しました。

公心を考えるとき、ここでフットボールを例にして捉えてみると、例えば、TBがオープンのランプレーでタッチダウンを奪ったとき、そこにどれくらいの「〜のお陰」という人が存在するでしょうか?

まずブロックしてくれたライン、ハンドオフしてくれたQB。これはすぐに思い付きます。

けれどタッチダウンを取るためには、相手のセカンダリーを下げなければままなりません。

そのためには前のプレーのレシーバーへのパス、UBのインサイドのランプレーも「お陰」であると言えます。

もっと遡って考えると、いいフィールドポジションを与えてくれた、ディフェンスチーム、スペシャルチーム。
さらに遡ればこの試合に向けて準備してくれたスタッフや、スカウティングチームになってくれた控え選手、監督、コーチ。資金を提供してくれたOB・OG・関係者の方。

立場を代えて考えれば、試合を行なわなければタッチダウンもない訳ですから、審判や連盟のスタッフ。こういった方のお陰でもあります。

さらに時間を越えて考えれば、オーディンというチームが存在しなければ自分がフットボールをすることもなかった訳ですから、全てのOB・OGのお陰でもありますし、そもそも自分という存在は、両親がいなければ存在しない訳ですから、両親のお陰でもあります。
こう考えていくと、2人の親が存在するのは4人祖父母のお陰であり、4人の祖父母が存在するのは8人の曽祖父母のお陰…と、どんどん広がっていきます。

この様に、自分を、オーディンも含む歴史の流れの中の一登場人物と考えたとき、果たして何人の先祖のお陰で自分は存在しているでしょうか。

私たち日本人の歴史が2000年と考えて、仮に、27歳で1人子供を産むとします。
そうすると2000年÷27歳で、今の学生は日本人第74代ということです。

親の代が第73代で2人
祖父の代が第72代で4人
曽祖父の代が第71代で8人…

倍々になっていくわけです。

ということは第74代前は2の74乗ということで
ひい×74おじいちゃん、おばあちゃんは計算すると
188,950,000,000,000,000,000人

で、それからの自分と血が繋がっている先祖の人数を合計すると
3,777,890,000,000,000,000,000人

これだけの人の「お陰」で今自分がタッチダウンを取れた訳です。

もちろん、この人たちがみな「あなた」のために子供を産んだ訳ではないでしょう。
個人にとって不本意な家同士の都合による結婚や、個人にとって不都合な出産もあったことでしょう。

けれど、結果的に、そういう個人にとって不本意、不都合なことも全て含めて、命をつないできたということが、あなたが今ここにいるための「お陰」であり、そのRBがタッチダウンをとったことの「お陰」なのです。

また、実際には当時2000年前の日本人はこんなにたくさん存在していません。ということは、かなり高い確率でどこかで血が繋がっている訳です。ましてや「フットボールをやろう!」などと考えるような遺伝子は、まず相当に高い確率でどこかで繋がっているでしょう。
そう考えれば、チーム内で意見が対立したり、批判しあっても、所詮、血の繋がった兄弟喧嘩みたいなものなので、すぐ元のさやに戻りますから、慌てる必要はないと思えます。
ただ、そういう血の繋がりを想像できてない人、人間を、「個人」という、あたかも、ある日突然この世に誕生した生き物かのように、過剰に崇高に捉えている人は、チーム内でも、人との繋がりを感じることができずに孤独に陥ったり、他者との衝突を必要以上に恐れ自分を出すことができなかったり、「過剰に崇高な個人」を埋没させないように焦る余り、自分に不似合いな「個性」を追い求めて傷付いたりするんじゃないかなと思います。

「公心」を考える基本は、何も小学校や中学校で習うような「マナーを守りましょう」とか「人に迷惑をかけない、優しい人になりましょう」といった「形」ではなく、自分が誰のお陰で存在しているか考えて、行動するという「心」のことです。
「心」は強制できません。ですので五箇条も含めて「決まり」で縛ることはできないのです。みんなで育てていくことが大切です。

この号をみなさんがお読みになる頃、学生は春合宿で団結を図っていることでしょう。
2008年シーズン。「私」から「公」へ。みんながみんなを「〜のお陰」と言い合えるような、結束力のある温かいチームが誕生することを期待します。

ご意見・ご感想はodin_jimukyoku@yahoo.co.jpまで、宜しくお願い致します。


■オーディンニュース
○勧誘に先駆け、受験生に向けてあめ配りをしています。
模様はブログでhttp://blog.livedoor.jp/b_odin/

○28期:島村充がオーディンとの新たな提携団体を開拓しました。
詳しくはBBSでhttp://www4.rocketbbs.com/641/odin.html

■第1回:主将会開催
どうも、こんにちは。第24期の須藤です。ここでひとつレポートをさせていただきます。
2月2日(土)越谷駅の西口にある笑笑にて、第1回主将会が開かれました。
主将会と言っても、掲示板に書いたように越谷に集まることが可能な、ここ数年主将をつとめたメンバーが集まりました。
新しい順に、松本、森永、長沼、須藤の4人です。

さて、話はそれぞれの近況を話すところから始まりました。
長沼は仕事仕事の毎日を送り、広夢くん(1月に生まれた第1子)とはまだ5回くらいしか会ったことがないとのこと。平日は1時くらいに帰宅し、3時間の睡眠をとり、また仕事に行くそうです。案の定、須藤に「そんな生活が幸せなのか?」とイビられていましたが、そこは長沼君。サラッと流し、「しのぶには感謝してますよ〜」なんてことを言っていました。さすが長沼!主将をつとめた人間です。素晴らしいですね。

森永はブルーの服を着て、ブルーな話をしていました。顔のホリの深さが、深刻さを物語っていました。すべてを吐き出し、前進していこうな。しかし、さすがは森永です。やはり主将をつとめた人間です。最後は笑って自虐的になっていました。

松本は、同期との微妙な関係を語ってくれました。4年のみなさん、もっともっと松本と腹を割った話をしてください。松本を生かすも殺すも、同期のみんな次第です。所詮主将、されど主将です。松本の魅力を存分に引き出し、自分たちのカラーにチームを染め上げてください。しかし、さすがは主将になった人間です。いい奴です。

そして、開始から2時間が経過したあたりから、主将とはなんぞやという話題になりました。その中には、大っぴらにできないようなことがたくさんあったので、残念ながら割愛させていただきます。
「主将は最後に責任をとる」役割を担っているんだということが、この会で共通した意見でした。やった奴にしか分からないプレッシャー、孤独感、責任、これらを共有できたことが1番の成果だったのではないかと思います。

4時間半に及ぶ会でしたので、長い文章になりました。失礼致します。

ちなみに、須藤は来年の3月まで埼玉にいることになったので、今年もハッスルに参加させていただきます。今年はクォーターバックはやりません。そちらのほうもよろしくお願いしますm(__)m


■徒然日記
※今週は山下が書いてくれました。

ハンバーガーが食べたい。

これは名古屋市に住む小学2年生の各務宗太郎君の言葉です。

宗太郎君は難病のヒルシュスプルング病類縁疾患にかかっています。
この病気は生後間もなく発症し、消化器官が正常に働かなくなる病気です。その為食事からの栄養補給が出来ず、又自分で排泄する事も出来ない。点滴で栄養や水分を補給しても、腸内のバクテリアが血液に入り、重度の敗血症を起こして死に至る。根本的な治療法はほとんどが臓器移植しかない。日本では新生児5万人に1人、年間約20件程の発症例があるそうです。

宗太郎君は1才の時に病気と診断され、以後小腸の切除や人口肛門の取り付け等、通算6度の手術を繰り返して来ましたが、度重なる感染症で遂に多臓器移植しか生きる手段がないそうです。

そんな宗太郎君の楽しみはテレビの料理番組と、病室で母優子さんに作ってあげる手料理。優子さんが下ごしらえしてきた散らし寿司に海苔をまいたり、餃子の具を皮で包んだり。

「どんな味がするの?」宗太郎君は何度も匂いをかいだり、触ったりするが今は想像するしかできない。

「生きてご飯が食べたい」
海外で同じ病気の子供が移植をして助かったというニュースを聞いて宗太郎君は言ったそうです。これを聞いた優子さんは海外での移植手術を決意。

しかし国内では15才未満の臓器提供は認められておらず、海外での手術しかないが保険が適用されない為多額の費用がかかる。推定1億2千万円。現在「宗太郎を救う会」が募金活動を始めている。

女手一つで育てて来た優子さんは「生きる事に必死になっている宗太郎に力を貸
して欲しい」と呼びかけている。

宗太郎君は現在身長91センチ、体重12キロと2才児程の体格しかない。そんな宗太郎君の今の夢が冒頭の一言です。


このニュースを知らなかったと言う人は結構多いのではないかと思います。少なくとも私の周りでは皆無でした。海外と違い日本ではあまりニュースにならないようです。因みに私は街頭の募金活動でこの事を知りました。
目標金額達成には多数の人々に助けて貰わないといけない状況にも関わらず認知度は低い。一人一人が口コミで広げようとする事で少しでも宗太郎君の力になれればいいと思いました。

(3年生:山下研)
■さーて、来週の週刊オーディンスポーツは?
○オフェンス・ディフェンスリーダーより
○春合宿レポート
○社説「シーズンスタート」
○オーディンニュース「オーディンとの新たな提携団体とは!?」

を中心にお届けします。お楽しみに〜!
それでは日本全国ご唱和下さい!オースポ!
また来週〜!
posted by 週刊オーディンスポーツF編集長 at 15:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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