2011年03月07日

週刊オーディンスポーツZ:Vol.17

■社説
予定していた「大学時代で学ぶべきこと」は変更して先週のチームブログから一際目を引いた内容を紹介します。

※以下引用
4月25日!!!
今日のパートは自分がリーダーとなって仕切った。
だが、本来先頭に立って声を出してみんなを引っ張っていかなければいけない立場である自分が、へばっている姿をみんなに見せてしまった。
試合でこんな姿を相手に見せれば相手に付け入る隙を与えることになる。
その分「勝つ」ことからどんどん遠のいていく。

アメフトはチームで勝つスポーツ。
自分一人がこんなんではチーム全体がダメになってしまう。
こんなことを本当は日誌に書くべきではないのかもしれない。
けれども今日のこの悔しさを絶対忘れたくないと思った。
1年生も入ってきた。
自分の立場ももっと大きく、重いものになった。
これではだめだ。
もっと自分を奮い立たせて明日からの練習に臨みたい!!!
#87 進藤祐貴

※オーディンチームブログはこちらから
http://blog.livedoor.jp/b_odin/


実は進藤がこういう発言をするには伏線があって、このオースポにレギュラーで登場しているオフェンスリーダーの佐々木から練習に叱咤されたという経緯があるのです。

進藤という人間はお世辞にも「優秀な選手」とは言い難く、同期の選手からも一歩も二歩も出遅れています。けれど彼は非常に練習熱心で真面目で、周囲からの信頼も受けている選手です。
そんな進藤もいつしかその「下手だけど真面目」という立場に甘んじて隙が生まれたのでしょう。
そんな後輩の態度を見逃さなかった佐々木のリーダーとしての目は、オースポの文章の親しみやすさや、普段の彼が見せる柔和な表情とは裏腹に非常にシビアだと感じました。
ましてや今は、新入生のペースに巻き込まれ、練習から緊張感が失われがちになる時期でもあります。
そんな中「言うべきことは言う」という佐々木の姿勢はリーダーとして非常に頼もしいと言えます。

また、練習中に叱咤されたという「恥ずかしい立場」を堂々とブログに公開し決意を表わすという進藤の行動を引き出したのは、これは自分の欠点を隠さず、弱点を克服していこうという姿勢を打ち出している主将松本だと捉えられます。

今日久しぶりにチームを視察しましたが。そういう松本の姿勢が、まだ末端までとは言えませんが、少しづつ浸透しつつあるなと感じました。
1年生からも「松本さんの人柄に惹かれて入部しました」という声が聞かれました。

とかくこの時期は、一年生が入って、力不足な自分を忘れかけてしまいがちな時期で、そのことを一昨年の主将長沼も掲示板上で警鐘を鳴らしていましたが

※チーム掲示板はこちら
http://www4.rocketbbs.com/641/odin.html

今の所それを踏まえているなと感じられる今回のブログを巡る一連のアクションでした。
ちなみに進藤には今回の特集で登場してもらいましたが、今後の彼の進化に是非期待したいと思います。

※ご意見ご感想はこちらまで
odin_jimukyoku@yahoo.co.jp

■松本主将プレゼンツ:今週の主将賞

主将賞:武井 亮
昨年の夏頃、自分の先が見えなくなり、不安になり、潰れそうになっていた武井は、多くの仲間に支えられ、立ち上がりました。そして今では自分自身が周りの人や下級生の話をよく聞いています。

そういう経験を乗り越えてきた武井の話は、入ってきたばかりで不安の多い新入生や下級生に響きます。

後輩達に声をかけては話を聞き、自分の経験を交えながら色々な話をしている武井からは、もう潰れそうになる人を出したくないという強い意思が感じられます。

自分の苦しかった時期をさらけ出し、もう誰も折れさせまいとしている武井を今週の主将賞にします。


■オフェンス・ディフェンスリーダーから
<オフェンスリーダー:佐々木亮>
どうも!最近おもいしろいギャグが浮かび過ぎて困っている佐々木です。
では、また今回からまた通常版に戻ってお送りします。
今週のオフェンス練はパート練習に中心にやりました。
パート練のメニューは今期の最初に決めたパートスキルに基づき作っています。
パートスキルって何!?と思ったあなた。

パートスキルとは各ポジション毎、重要とされる技能のことで簡単に言うと勝つ為に必要なアメフトの技能です。
練習メニューはこれに基づき作っています。

各リーダーが目的を持って作ったメニューだから、常にこれは何の為のものなのか意識してやっていこう!!

ということで来週は気分を変えてサブリーダーのビビるにバトンを渡したいと思います。ビビるらしい勢いのある内容、ヨロシクね。

<ディフェンスリーダー:出家圭佑>
こんにちは!出家です!
今回から勧誘バージョンから普通に戻るということで。
…また編集長のながーい(ありがたい)社説が帰ってきますね!笑
今回のディフェンスは今までみなさんに秘密にしていた、サブリーダーの徹が担当します!
短いけどサバサバしてて読みやすいですよ!

ご紹介にあずかりました、Dサブリーダーの#59すずきとおるです。ポジションはDEです。
大学では日本語を勉強しています。
好きなものは甘いもの、嫌いなものは辛いものとグレープフルーツです。最近になってやっと数の子も食べられるようになりました。

さて、皆さんが気になっているDチーム(環境やろうではないです)はと言えば、今はタックルとパートをメインにやっています。
今はというか、タックルなど基礎なので年間通してやっていきます。
そして最近、声出し番長制を導入しました。まだみんな誰が番長なのかわからないくらいです。早く僕の番がこないかなぁ(笑)

まぁ僕はサブリーダーだからリーダーを助け…などとはあまり考えておりません。リーダーと同じように前に出たがりですので。
今年一年よろしくお願いします。

いかがでしたか?面白かったでしょう?笑
徹の無垢な明るさや自由奔放さはみんなを元気にするんだよな!
俺はもう少しお前にサブリーダーの自覚を持ってほしいんだけどな!
とにかく社会につかれたOB・OGのみなさん、徹に会って元気をもらいにいらっしゃいませんか笑


■特別企画:「私が学問に目覚めたとき」〜面白かった大学の授業を紹介します〜

「エッセイを書いた経験がある」、という人は果たしてどのくらいいるだろうか。
日本語で「エッセイ」というと、「感想文」「随筆」のような、比較的自由な形で書かれた散文という印象が強い。
しかし、英語で「essay」というときは、「小論」「評論」を意味することがある。後者の場合は、書き手の主張・結論がはっきり述べられ、前提条件から結論に至るまで、論理に従って議論される。
その過程で主張を支えるようなデータやエピソードなどの証拠が提示される。
何やら複雑な説明になってしまったが、要するに自分の明確な意見・主張があって初めて「essay」は成り立つのである。
では、その自分の意見・主張を文字で表すのが得意である、という人は果たしてどのくらいいるであろう。
現代の学生は、自分の意見を述べるという力が非常に欠如しているといわれている。
口頭で伝えるのも文字で表すのも同じくらいたくさんの人が苦手としている。私自身もその一人である。
大学に入ってから初めて出くわす「自分の意見・主張をまとめて提出する」、という作業に大変不安を感じていたことを覚えている。

私はこの授業で、いわゆる論文やレポートといわれるものの書き方を基礎から徹底的に学んだ。
問いの立て方に始まり、相手をいかにして自分のその意見・主張の中に引き込むか、そういったテクニックのようなものを学んだ。

それまでは自分の意見・主張を書いて伝えるということが苦手で仕方がなかった自分であったが、何か少し、自信のようなものがわいてきた。
そして何よりも、授業内でテキストとして毎度用いていた本が有益であった。鹿島茂氏執筆の「勝つための論文の書き方」。その直球のタイトル通り、論文を書くにあたっての秘密のエッセンスのようなものがたくさん込められている。この授業をとることが出来ないという人にも、この本は是非お薦めしたい。< /div>

大学1年のまだ何も分からない時期に、この「英語研究基礎演習T」を受けたお陰で、自分が苦手としていた「自分の意見を述べる」という力が少しだが付いたのではないか、と今になって思う。
#87進藤祐貴


■徒然後記

詩人・彫刻家として名高い高村光太郎はロダン作「考える人」を始め西欧の文
化に強く影響を受けた。
それ故海外留学を経た青年時代、日本の美術界の権威主義や価値観に真っ向から対立し、時として度を超えた批判も度々あったと言われている。
そんな光太郎も妻・智恵子との出会いにより穏やかさを見せるようになった。

「あなたと二人静かに燃えて手を組んでいるよろこびを/下を見ているあの雲にかくすのは止しませう」。

30年に及ぶ自身と妻・智恵子との愛を記した高村光太郎作「智恵子抄」の詩の一節である。この詩集があってか高村光太郎は詩人として世間の認識を高め、また後のテレビドラマなどで二人の愛は美談として語られることとなった。

そんな二人の結婚生活も順風とはいかなかった。
実家の破産などもあり精神を病んだ智恵子は半狂乱となり、光太郎は介護に追われる毎日となる。
その甲斐むなしく智恵子はのちに肺結核を患い亡くなってしまう。
「智恵子抄」はその3年後書かれたものだ。

妻が亡くなっても彼女を思い続けた光太郎は独り晩年で過ごした山小屋でこんな詩を書いている。
「三畳あれば寝れますね/これが小屋/これが井戸/山の水は山の空気のように美味/〜/智恵さんこういうところ好きでせう」。
独りで過ごしていながらも彼女の存在を身近に感じ続けた。
1956年4月2日、高村光太郎は妻・智恵子と同じく肺結核でこの世を去った。再会した二人は同じ墓でねむっている。

<第28期:伊藤雅史>

さーて、来週のオースポは?
○社説「大学時代で勉強しなくてはいけないこと」編集長:福田勝之
○特集:「私が学問に目覚めたとき」先日徒然後記で登場した山下研が再び筆をとります。

以上をお届けします。

次回もレッツオースポリーディング〜!グーググーググー!コォ〜!
また来週〜!
posted by 週刊オーディンスポーツF編集長 at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。