2011年03月07日

週刊オーディンスポーツZ:Vol.33

※今週号のオースポは山中湖夏季合宿中につき、特別号でお届けします。

■学習メンタル管理責任者福田勝之プロデュース「GM賞」

<GM:福田勝之>
今回の夏合宿では13日〜15日参加しました。
その中で私がを特に印象に残ったオーマニアを表彰したいと思います。


GM賞〜銅メダル〜
「山下研」

山下は今まで納豆が全く食べられませんでした。
そこで今回の合宿、本人の強い希望で、かつては野菜が全く食べられなかった現Xリーガー高木圭樹選手もこれで克服した
「栄養摂取個別カウンセリング」を受講することになりました。

まあ、個別カウンセリングと言っても強制的に食べさせられる訳なのですが、そこで山下は涙目になりながら何度も吐きそうになり、納豆4分の1パックを食べました。
来年の合宿までには1パック完食することを約束しました。

人が嫌いな食べ物を語る時
「納豆はネバネバしてるから」とか「臭いから」

と嫌いなことを必ずその食べ物のせいにします。
これは自分の弱点を人のせいにしたり環境のせいにしたりすることと何ら変わりません。

嫌いな食べ物を「自分の克服すべき課題」と想定することによって、自分が変わらなければならなくなります。そのことで困難に立ち向かう心が鍛えられます。

嫌いなピーマンを細かく刻んでハンバーグに入れてごまかしたりするようなことをするから、ちょっと思い通りにいかないと切れたり引きこもったりする子供になってしまうのです。
「嫌いな食べ物」というのはもしかしたら心を鍛えるために神様が与えてくれた試練かもしれません。
困難に立ち向かい、納豆を嫌いな自分を克服しようとした山下をGM賞銅メダルとします。


GM賞〜銀メダル〜
「森永英嵩」
「島村充」

去年の卒業生、今年新社会人1年生の2人は、毎日仕事で大変忙しい日々を過ごしています。
今回の合宿も参加することが難しく、仕事を終えて14日の夜に来てそのまま3時間くらい滞在してすぐに帰りました。
忙しい中でも少しでもチームを盛り立てて行こう、自分のできることをしようという姿勢はチームにとって本当に有難いことです。

2人が来ているときにチームはミーティングをしていたので、少し話をしてもらいました。
2人とも話し上手ではないので学生にどこまで伝わったか分かりません。
オーディンは他の上位校とメージをすると、「やってることは同じなんだけど、1つひとつのプレーに対しての気迫が違う」と毎回反省に上がります。
これはこういう先輩の気持ちを背負ってプレーしてないことに尽きると思います。
「先輩がここまでやってくれたチーム、だから後輩はさらに積み上げていこう」
その積み重ねでチームは育ちます。
参加が難しいなら難しいなりにチームへの想いを行動で表してくれた森永と島村をGM賞銀メダルとします。


GM賞〜金メダル〜
「小山祐香」

今回私は学生の練習に参加しました。スクリメージの練習をしていた時にジャージのそでが破れてしまったのを気付かずにプレーしていたのですが、ハドルでのレスト中、小山がテープで直してくれました。

一見何でもない行動ですが、そでの破損に気付くというのは常に選手一人ひとりに目を配っていなければならず、言い方を変えれば練習中に何10回も「異常なし」という確認をしている訳です。

昨今の教育では「みんなの前で発表した」とか「なにがしのリーダーになってクラスの雰囲気を明るくした」といった「活動的」「個性的」なことばかりが持てはやされ、こういう小山のような「人に気付かれない行動」というのはないがしろにされがちです。
「破れたそでを直した行動」が尊いのではなく、「何10回、何100回と人に気付かれない中で、異常なしの確認作業をしていた」ことが尊いのです。

そのことを小山に話した所、

「いやあ、去年の真理さんや彩乃さんの方が気付けてましたよ。でも選手はプレー中だったのでどのタイミングで入ろうかずっと見計らってました。」

と言っていました。

自分の分というものも分かった上で行動してるんだなと非常に感心しました。
小山は一生懸命なのですが、今まで空回りすることも多く何回かたしなめたこともあったのですが、成長したなと頼もしく思いました。
室や木村も、トレーナーとしていい教育をしてくれてたんだなと有難く思います。
そんな小山を今回のGM賞金メダルとします。


残念賞
「出家圭佑」

出家は今回の合宿中に怪我をしてプレーできなくなりました。「俺が俺が」の出家にとって自分がプレーできないことは死ぬほど辛いことです。
そんな出家に対して
「怪我したのは他のメンバーをどう引っ張って動かすかを勉強するチャンスだから、そう思って修行しろよ」
と言ったところ、出家は練習中にプレーの動きを的確に指示したり、周囲を鼓舞したりして普段よりさらにいい練習にすることができました。

練習後に話を聞いてみた所。
「ぶっちゃけ、もう帰りたいです」
と出家らしく本音を漏らしていました。

フットボールはDBがインターセプトするためにはDLのナイスラッシュが陰にあります。その逆もしかりです。自分がいいプレーをするためには周りを動かさなくてはなりません。

出家は今回だけを見れば、怪我したことは本人にとってもチームにとってもマイナスですが、リーグ戦を通してみれば出家自身もチームも成長するきっかけになったと思います。
今後の期待を込めて、そんな出家を残念賞とします。


■社説

毎回合宿は8月15日の終戦記念日をはさんで行われています。

「先輩が築いてくれた財産を感謝して受け継ぎ、自分の世代でさらに発展させて感謝の気持ちを後輩に返す、その繰り返しでチームは強くなる」

という戦いに対しての考えを持っているオーディンとしては、自分達日本人の先輩である旧日本軍の方にはこの終戦記念日の日には感謝の気持ちを表さなければならないと感じています。
そこで私は毎年、合宿で当時の日本軍の偉業を話すようにしています。

今年は、戦争に敗れた日本兵がその後、インドネシアの地で、植民地にされていたインドネシアがオランダに対して仕掛けた独立戦争に参加して何万人も亡くなったという話をしました。

当時の世界は白人が有色人種を支配する時代でした。今の価値観ではそれは悪いことですが、当時はそれが当たり前でした。
白人の方が文明が進んでいたわけですから、白人としては自分たちのお陰で有色人種も文化的な生活が送れるのだと考えてもごく自然なことです。

けれど有色人種にとっては遅れた文明であっても自分たちの民族の独自性、独立性というのは尊いものです。

ただ、幾世紀に渡る支配の中で独立は諦めていました。
そんな中、唯一有色人種の中で独立を保っていた日本が白人と対等に戦いました。
日本は、負けはしましたがその後日本の健闘に勇気を得た他のアジア諸国が独立のために戦い、今日ではアジアの諸国も米英と対等に付き合える世界になったと言われています。
もし日本が戦わなければ今でも奴隷制度や植民地制度は続いていたかもしれません。

合宿でそんな話をしたのですが、残念ながらそのことは今の学校の授業では教わっていません。
日本人がインドネシアの独立戦争に参戦したことを知っていた学生は2、3人でした。

今のアメリカの指導を受けた教育では、日本人は国家に、国のため天皇陛下のために死ぬように洗脳されていたと教える先生も多いです。
しかしインドネシアという他国の独立のために戦ったということは、それだけではなかったということです。

独立戦争に参加した日本人は有色人種、アジア独立の理想のため、インドネシア人との友情のために戦ったのです。
そういう先輩の気持ちは今でもこのオーディンに脈々と受け継がれています。

※ご意見、ご感想はこちら
odin_jimukyoku@yahoo.co.jp


■GM福田が合宿の練習で感じたこと

<オフェンス>
練習のメージなどで例えばWRがロングパスを決めても、他の選手が傍までダンブロして「ナイス!」と言うことが少なく感じました。

そのことを佐々木に話したところ
「うーん。俺なら走りますけどね」と言っていました。
ブログでも話しましたが
「自分はこうだから他人もそれが当たり前だ」という考えは危険です。

ライン、バックス、レシーバー、それぞれ素養が違います。

その違いを認めた上で全体を共有していかないと

バックスからすれば「ちっ、ラインはなんで走んねーんだ、俺らの方が距離走ってんのに」
となりますし、

ラインからすれば「俺ら体重何キロあると思ってんだ。重い奴が走る大変さ分かるか?それに俺らは毎回当たってんだぞ」
となります。
レシーバーからすれば「毎回コース走ってんのにボール飛んでこない気持ちが分かるか?」
となるでしょう。

そこを理解して乗り越えていかないと一体感はでません。
理解しないで一緒に飯食いに行っただけで共有できるものでもないでしょう。
メンタル的にはそこが課題だと思います。


<ディフェンス>
リーグ戦までの課題として最終的にはタックルに気持ちを乗せていかないとなりません。

「ハードにタックルする」
「ボールに集まる」

というのは理屈だけでできるものではなく、「何がなんでも止めなければいけない」という使命感に基づいて初めてできるものです。

この1年間、チームを通じて色んな出会いがあったと思います。
対戦相手はその人たち全ての敵です。対戦相手のチームでオーディンやその関係者にいい思いをして欲しいと願っている人は一人もいません。
逆に自分が活躍することで相手の選手、関係者にとっては残念な結果きなります。
そういう状態に置かれて自分はどう思うか。

「都合のいい人」になっていないか?

そこがテーマだと思います。


■徒然後記

最近居酒屋や和食処などで、割り箸でなく塗り箸を出す店が目立つ。エコの普及をこんなところでも感じる。「マイはし」といって自分用の箸を持って歩く人もいる。
いずれ割り箸がなくなる日も来るのだろうか。ところが外食産業の隆盛で、割り箸の消費量が増え続けているようだ。割り箸の年間消費量が250億膳(ぜん)に達するという。一人当り年間200膳使用している計算だ。割り箸の98%が輸入で、そのほとんどが中国産。

しかし割り箸については肯定的な意見もある。割り箸用の木材の消費量はそれほどでもなく、森林破壊を引き起こすというのは大げさだと。
またスギなどの人工林は、時々余分な枝を切って手入れをする「間伐」をしないと太くならない。ところが木が売れないため、手入れもせず荒れ果てる人工林も少なくないという。

もともと割り箸は日本固有の文化で、丸太から材木を取った後の残りを使ったのが始まりだという。割り箸の利用は木材の有効活用につながる。国産の割り箸を使った方が環境に良いとの主張もある。

日本航空の国際線の機内食に、国産のヒバで作られた箸が添えられている。環境に配慮した間伐材が用いられており、使用後に持ち帰ることも。ヒバは香りと手触りも良く、食事以外にも楽しめそうだ。ヒバの箸が日本を飛び出し、海外とのエコの架け橋となる。

<第28期:伊藤雅史>


さーて、来週のオースポは?

○社説「オーディン山梨支部でフットボーラー誕生!その名は?」
○レポート「合宿での生活面について」合宿係:星野嘉住
○伊藤雅史の「徒然後記」

※今回お休みした、「主将賞」、「オフェンス・ディフェンスリーダーより」は通常通りお届けします
以上を中心にお届けします。

「明日に向かってファーストダウン!」
オーディンは、未来を創るフットボールチームです。
来週もオースポでお会いしましょう!

posted by 週刊オーディンスポーツF編集長 at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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