2011年03月07日

週刊オーディンスポーツZ:Vol.40

■社説

※9月28日のチームブログ
http://blog.livedoor.jp/b_odin/archives/51487595.html#comments
子供会の皆さんから応援幕を頂きました。
そのことについて子供会とのお付き合いを始めた7年前に卒業したOB、第21期:宮田知之からメッセージが届いていますので紹介します。

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最初に福田さんから話を聞いたときは、正直何をおっしゃっているのか良く分からず、さらに途方もない話だと思っていました。
8年前の当時から、「文教VS法政、そして勝利、甲子園でも勝って、ライスボールではスタンドに子供たちの応援団」の構想を語っていましたから(笑)

また、この話を部員に話したところ、みんな頭には「???」って感じで・・この幹部は何を言っているのだろう、という雰囲気でした。
そりゃそうです、これからリーグ戦が始まるというときに、自分達以外のことに構っている余裕なんてないっていう状況でしたから。
ただし、そこは文教学生。教職関係の学生も多いので、まぁ子供と関わるのは好きだし、別にやるならやるでいいけど・・といった雰囲気になり、自分と、そして同期の傍島で南荻島の公民館に突然お邪魔したのが全てのきっかけです。

電話連絡もなしの突然の訪問にも関わらず、当時の館長さんが、自分達の「地区の皆さんと何か関わりを持ちたい」という提案を、とても熱心に聞いてくださり、それなら・・と盆踊りのお手伝いをすることになり、これが地区との最初の交流となりました。オーディンのわがままを受け入れてくださった、荻島地区の皆様には本当に感謝の念が耐えません。
次の年からは、盆踊りのお手伝いはもちろんのこと、子供会との関わりも始まり、地区の子供たちとの初めての交流である「デイキャンプ」を始めました。
結果は大成功。大きいお兄ちゃん、優しいお姉ちゃん達は子供たちに大人気でした。
「アメリカンフットボール」というものに、ほとんどの子供達が初めて触れた瞬間だったと思います。

自分達が卒業してからも、荻島地区の温かいご理解のもと、多くの交流をさせていただくことができ、あれから8年経った今年、オーディンに子供たちからのたくさんの応援メッセージが詰まった横断幕が届きました。
オーディンの為だけにある、オーディンのファンである、オーディンが好きな子供たちからのプレゼントです。
最初に横断幕の話を聞いたときは、素直に感動するとともに、胸に何かすごく「熱いもの」がこみ上げてきました。
そして本当に現役が羨ましくなりました…いや、ある意味「ひがみ」に近いかもしれません(笑)
「奇跡」は「軌跡」であり、このプレゼントに込められたものは「想いの軌跡」だと感じています。
たとえ現役に対するメッセージだったとしても、勝手ながら「オーディン」に対する想いとして自分は受け取らせてもらいました。まだまだアメフト頑張れそうです。

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宮田は大変正直ないい男ですね。「ひがみ」はハッスル6でぶつけようぜ!

たかが応援幕。近年はびこっている経済至上主義の物差しにおいては、何の価値もない物かもしれません。
けれど、されど応援幕。そこには今まで子供会と関わって来た何10人のオーディンOB・OGの想いと8年間もの年月。そしてその中で培ってきた信頼関係。
子供会のお母さん、子供たちのチームへの思い。そういった真心が全て凝縮されています。
8年前の当時コーチだった福田が、「遠い将来、現在学生チャンピオンの法政と戦う時が来るだろう。そのときのスタンドには法政側には大学関係者、OBといった人たちが席を埋める。
けれどうちのスタンドには子供たちがたくさん来て黄色い声援を送って貰える。そういう中で戦って勝とうじゃないか。そういうチームを作ろうじゃないか」ということで始まりました。
そんな声にまず共感して応えてくれたのが宮田と傍島でした。

※第21期:傍島からBBSにメッセージをもらっています。
http://www4.rocketbbs.com/641/bbs.cgi?id=odin&mode=res&resto=5605
それ以降多くのOB・OGがたすきをつないで行き、現在は小暮と石田が中心となってお付き合いを続けています。
実はこぼれ話なのですが、この話のモデルになっているのがアニメ北斗の拳の山の不動という強くて子供に優しいというキャラクターだったのですが、夏合宿で北斗の拳の単行本を手に熱く語った思い出があります。
※北斗の拳:南斗五車星山のフドウとは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%96%97%E4%BA%94%E8%BB%8A%E6%98%9F
強くて優しいチームになろうじゃないかということです。

ただ、いくらOBコーチが語った所で学生が行動しなければ何の意味もない訳です。
福田はこの交流には一切手を貸さずにまさに「口だけ」だった訳ですが、当時から今まで本当にいい活動を続けてくれたと後輩に対して、また理解して頂いた子供会の方々への感謝の念に堪えません。

ただ、ここで満足してしまってはダメです。
これからも交流活動を続けていく中で私たちが考えていかなければならないことは、
「果たして本当に私たちは子供たちの成長に役に立っているのだろうか。子供たちや地域に夢や勇気を与えることができているのだろうか」
そういうことを自問自答しなければなりません。
実際当時の子供たちはもう大学生の年齢になるわけですが、その中からオーディンに入部した学生はまだ現れていません。
これは大変にシビアな言い方なのですが、要は現実論として「勝つための戦力補強」とは足りえてない訳です。

「地位も名誉も」という言葉があります。私たちがこうして応援していただけるようになったのは「名誉」なことです。ですので、これからはその「名誉」にかなうような「地位」を手にしなければ、オーディンは「子供には好かれるけど大人社会では通用しないチーム」で終わってしまします。山のフドウはラオウに勝てたから格好いいのです。

試合会場を見ても、子供たちからの応援幕が掲げられているチームは3部には見当たりません。ということは「2部という地位」を手に入れなければならない。この応援幕を掲げるということはそういう現実も突きつけられているということです。

<2部への現実とは>

先日チームBBSで試合前の栄養摂取についてちょっとしたやり取りがありました。
※チームBBS
http://www4.rocketbbs.com/641/odin.html
「栄養摂取をしっかりできるチームを作る」という「理想」と、「試合前の前夜にチェーン店のカレーを食べる」という「現実」。
理想は理想で壊さないようにするために現実には触れない。
オーディンに関わらず、昨今の日本の教育ではこういうことが目に余るような気がします。

理想を実現するために必要なことは、理想をいかにも美しく語る、例えば今回なら栄養摂取啓蒙のための美しいプリントや掲示ポスターを作ることではなく、「好きなものしか食べたくないです」という選手の現実の気持ちに対して、トレーナーは戦っていかなければならないということです。
それは栄養摂取だけでなくトレーニングでも一緒で、選手にトレーニングをさせるためにトレーナーは戦わなくてはなりません。

選手もまた「トレーニングをしなければという前向きな自分」と「トレーニングをしたくないという怠けた自分」と戦っています。
ですので、トレーナーは「前向きな選手の心」を味方に付けて「選手の怠けた心」と戦う訳です。2対1の勝負になれば勝てます。

ところが昨今の日本の行き過ぎた「ヒューマニズム」においては「選手に怠けたいという悪い心などあるはずがない」「そういうことを言うべきじゃない」と、こうなる訳です。
「子供の心はみな美しい!」「障害者に悪い人などいる訳がない!」みたいな。
そういう偏った物の見方が人間の負の部分を見せられないような空気を作り、「やってるつもり」「やってるふり」みたいな内面が分裂した心の状態を作る訳です。

「あの人いつもいい人なのにこんな悪いことをするなんて」
昨今の犯罪、秋葉原の事件、ビデオ店の放火事件、大分教育委員会の汚職事件。みんな根本的にはこうした人間の負の面と向き合わない空気が生んでいると私たちは主張します。

ただし、選手にトレーニングや栄養摂取といった「痛み」を背負わせるならば、トレーナー自身も痛みを背負わなければなりません。
痛みを感じてない人間から痛みを背負わされるのは誰だって嫌なことです。

オーディンでは今までその痛みを「トレーナーも一生懸命勉強している」という部分で選手もある程度納得し、共有してきました。
そこでこれからは「トレーナーもトレーニングや食事管理などをして痛みを共有する」。
そういう取り組みを通じてより選手と一蓮托生になれるようにしようということになりました。
先ほど「現実」という話がありましたが。
オーディンは社会でプロトレーナーとして活躍しているOBもいます。
トレーナーもトレーニングする。社会ではこれは「当たり前」のことです。
学生というのは究極的には「社会から隔離されて、ある程度免責される世界」ではありますが、縦の繋がりのある体育会のいい所というのは、学生でありながら実社会の様子を先輩を通して覗けるという面があります。

実社会では自分のした仕事が誰かに影響を与え、評価され、そこで初めて収入が得られます。
オーディンでもトレーナーは選手を筋トレさせる、栄養管理させる。そしてパフォーマンスを高め試合で勝利する。そこで初めて評価される。そういうルールを設定することで責任感を学べます。
またトレーナーだけに関わらず、アナライザーも同じです。プレーを研究するだけでは責任を果たしたことではなく、新入生にプレーを理解させ、プレーの精度を上げ、試合に勝たせる。そうしたことまで求められます。

選手同士も、ラインのブロックの責任というのは対面を仰転させるだけでなく、RBを走らせる、走らせて得点し、ディフェンスが踏ん張り勝利する。そこまでが責任ということです。
そのような「自分の仕事は相手があって初めて達成される」。そいうことを共有することで人間の好き嫌いや価値観を超えた信頼関係が作れます。

その信頼関係を広げ、温かい共同体、温かい地域社会、そして温かい日本を作ろうじゃないか。それがこの社説を通じて私たちが一番訴えたいことであります。

※ご意見、ご感想はこちら
odin_jimukyoku@yahoo.co.jp


■今週の予定:スタッフリーダー濱野
【今週の予定】
6(月)・・オフ
7(火)・・ディフェンス&カバー
8(水)・・オフェンス&リターン
9(木)・・オフ
10(金)・・ディフェンス&カバー
11(土)・・前日練
12(日)・・VS 農工大学

※12日は農工大学戦です。大井第二球場にて11:00キックオフです。


■シーズン企画:「オーディンモンスター軍、OB達の戦いの軌跡」
〜全国で戦うモンスター達の試合予定と結果をアップします〜

<試合結果>
10月5日(日)JPFF
金子選手、池選手、萩原選手、宮田選手所属
△所沢アウトローズVS△川崎グリズリーズ
7対7で引き分けです。

<宮田選手からのレポート>
遠くは山梨の地にて今期の天王山である、対川崎グリズリーズ戦を行ってきました。
#22 金子はHB、#25 池はCB、#7 宮田はSS、#89 萩原はTE/Kで出場し、結果は7−7の引き分けに終わりましたが、リーグ屈指の強豪に善戦できた試合でした。

1Qは、お互いのディフェンスが機能し得点を許さない状況でしたが、萩原の絶妙なパントキックで常に陣地を回復しての展開でした。
2Qに入り、相手のパントミスをアウトローズがカバー。このチャンスを活かし、金子の見事なランで先制のTDをあげました。
萩原のキックも決まり、前半は0−7のリードで折り返しました。

後半に入ってからも池、宮田のディフェンス陣が踏ん張り得点を許さず、リードしたまま最終4Qへ突入。
しかし、ここからグリズリーズが執念のオフェンスを展開し、残り20秒を残して7−7の同点に持ち込みます。
最後のアウトローズの攻撃は得点には届かず、試合終了となりました。
次回鎌倉ラザロ戦を勝てば、プレーオフへ進出です。頑張ります!

10月5日(日)江戸川アーバンリーグ
斉藤選手、小堀選手、香取選手所属
○サンダーバーズVS●アイオライツ
42対0でサンダーバーズの勝利!

<香取選手からのレポートです>
サンダーバーズ第2戦は、負けてはいけない相手、アイオライツとの対戦でした。
小堀選手はTBで、香取はLBで、それぞれ先発出場を果たしました!
内容はサンダーバーズの一方的な試合展開。小堀選手は相変わらずのヌルヌルした走りでディフェンスの間をすり抜け、要所で確実なゲインを連発!大量タッチダウンのお膳立てをバッチリ演出!安定感抜群の走りでした!

香取はソロタックルやブリッツをバシッと決めて、相手オフェンスをシャットアウト!また、ロングスナップ、キックオフ、キックリターン、オフェンスラインのヘルプとマルチに活躍!
文教モンスター軍の活躍もあり、42-0の圧勝でした。
※斎藤選手はご多忙につき欠場でした。

〜おまけ〜
F編集長「お、いいねー!いい仕事したな!小堀、スタート取ったかあ。大したもんだよ。RBでスタート取るのは難しいよな。
しかも前回、小堀に代わられた選手、日大出身だろ?良くやったよ。
お前もマルチプレーヤーとして貢献して立派だよ。流石体力も衰えてないな。
大士は嫁に反対されて引退したんか?(笑)」

香取選手「あざぁーす。外から見てて、最近の小堀さんの走りは本当に安定感が出てきていいと思います。
大士さんはやはり結婚の準備と仕事でなかなか難しいようで、今シーズンは出れてあと1試合かなと言ってました なので嫁さんの反対ではないですよ(笑)」

10月6日(月)Xリーグ1部
高木選手、木暮選手所属
●富士ゼロックスVS○オンワード
0対62で富士ゼロックスの敗戦です。
1部昇格1年目のゼロックスは厳しい試練ですね。

※今週はモンスター軍の1勝1敗1引き分けで、通算6勝5敗1引分です!


<試合予定:10月6日〜10月19日>
10月11日(土)Xリーグ2部
福田選手所属
バーバリアンVS電通

10月18日(土)JPFF
生山選手所属
甲府ユリシーズVSブランディングス

10月19日(日)Xリーグ1部
高木選手、木暮選手所属
富士ゼロックスVSパイレーツ


■松本主将プロデュース:今週の主将賞

主将賞:歌田俊介

首都大戦ではパント時の歌田のスナップミスから失点に繋がる場面がありました。
歌田自身引きずったと言っています。
その後の練習からパンターの村越と毎回50〜200本のスナップ合わせをしています。
その分できない筋トレはオフの日に回すなど出来るだけの時間を使っています。
負けた後は色々なことを見失いそうです。ああだこうだと落ち込みどうしていいかわからなくなります。
ですが、今自分達がしなくてはならないこと、出来ることをしっかりと捉えてやっていくことが一番大切だと思います。

それを冷静にやっていたのが歌田でした。
そんな歌田を今週の主将賞とします。


■オフェンスディフェンスリーダーより
<オフェンスリーダー:佐々木亮>
首都大戦から一週間が経ち、農工大戦まで一週間。
前回の試合はOffenseで負けた。
それをふまえて、次の試合にどう挑むか。

上手くプレーしようとかカッコイイプレーしようとか思わなくていい、ただがむしゃらに貪欲に泥臭くったっていいから目の前の相手にボールに食らいついていこうよ。
俺らのプレースタイルでやろうよ。
あとは厳しい場面でどれだけ仲間を信じられるか。
こいつならここの穴を開けてくれる、こいつなら俺のブロックを使って走って来てくれる、こいつならここに投げてくれる、こいつならこのスペースに入って来てくれる。
俺らにしかできないことはやっぱりこの仲間が今まで共に汗を流し、苦しい練習も乗り越えてきた仲間だからこそ信頼できること。
一人一人がやることやって、言われてきたこと守って農工、絶対に勝とう!!


<ディフェンスリーダー:出家圭介>
こんにちは!出家です!
リーグが始まると時間の流れがとても早く感じますね。思えばこのオースポもあと10回くらいとなりました。最後まで突っ走りたいと思いますのでよろしくお願いします。
さて、前回弱さを認めることが必要だという話をしました。
それと関連して今年よく言われているのが、「やったつもり」になっているということです。今回はそれについて考えてみました。
これは、もちろん試合に負けたから言われているのですが、たしかに毎回反省を出すたびにもう少しいけたんじゃないかということが出ます。
しかし今年は自分が言うのもなんですが、よく走ったしトレーニングしました。
夏練も今までで1番ハードだったし、自分自身体重も例年より4キロアップしました。
みんな頑張っていたし、たしかに「やって」いました。
だけど、なんでその日その日は「やっている」のに、後になると「やったつもり」になっているのか。それはもちろん負けたからなんですが、「やった」時に「やり切れてない」ことを見つけることができてないからではないかなと思いました。
毎回の練習を全力でやりながら、できなかったことを次に繋げる。
当たり前のことですが、難しいし、大切です。
しっかりやり切り、そんなことを言われないように結果を出します。


■徒然後記
ある人が弓矢を習った。二本の矢を携えて的場へ向かうと、師にこう注意された。「初心の人、二つの矢を持つことなかれ。後の矢をたのみて、始めの矢になおざりの心あり。毎度ただ得失なく、この一矢に定むべしと思へ」。初心の戒めを語った徒然草第九二段の一節である。

先日、第92代総理大臣に就任した麻生太郎氏の所信表明演説は、民主党へ問いかけを終始続けるという異例のものだった。
ねじれ国会に翻弄された福田前政権の二の轍(てつ)を踏むまいという思いだろうが、やはり本音は解散・総選挙を視野に入れた牽制だろう。
就任当初から否応無く解散という「二の矢」を持たねばならぬのは不憫だが、今の政治に「なおざりの心」が生まれぬか心配だ。
農水省の汚染米転売や国交相の失言による辞任もいっそうその色を濃くする。
首相に名指しされた民主党もまたそうだろう。「二の矢」に気を取られ、与党批判ばかりではいけない。
政権奪取という得失なく、一矢に定める高潔さも見せてほしい。

<第28期:伊藤雅史>


さーて、来週のオースポは?

○社説「トレーナー意識改革!選手と痛みを共有するトレーナーのあり方とは」
○10月12日「文教VS東京農工大戦レポート」
○特別企画「オーディンモンスター軍、OB達の戦いの軌跡」
以上を中心にお届けします。

「明日に向かってファーストダウン!」
オーディンは、未来を創るフットボールチームです。
来週もオースポでお会いしましょう!
posted by 週刊オーディンスポーツF編集長 at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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