2011年03月07日

週刊オーディンスポーツZ:Vol.43

■社説

今回は、主将賞でも何度か取り上げられました2年生の平間選手について取り上げたいと思います。
平間選手は体重が120キロ近くあり、ラインとしては大変恵まれた素質を持っているのですが、いかんせん気持ちが弱く、今まで練習はおろか学校の授業すら出席できないという状況が続きました。

そんな平間を久しぶりに見たら「おやっ?」と思うくらい顔付きが逞しくなっていました。
その時のやりとりを紹介します。

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福田「平間、お前顔つき変わったなあ。何かあったんか?」

平間「いえ、この間福田さんに言われたことを色々考えていたら、もう、今日は調子がいいとか悪いとか、そんなことすら考えている場合じゃないんだなって、そう思えて来たんですよ。」

福田「俺、お前に何か言ったっけ?」

平間「はい、平間、お前はこのまま行ったら犯罪者になるか、自殺するしかないぞ。考えてみろ、今は親が生きているからいい。けれど、お前が40歳、50歳くらいになって、親がいなくなったときに、お前はどうやって生きていくつもりなんだ。
障害者とかの認定されるならまだ救いがある。けれどお前はそうじゃない。食うことができなくければ犯罪するか自殺するしかないだろ?いいか?犯罪者っていうのは悪い心を持っているからする訳じゃないんだ。食うために止むに止まれず罪を犯す。そういう人間が圧倒的なんだ。このままじゃお前はそうなるのは目に見えてるぞ。それでもいいのかって、そう言われたんですよ。

それを聞いて、その時はよく分からなかったんですけど。このままじゃやばいって思えてきて、頑張ってやろうっていう気持ちなった、というか、そんな気持ちとか考えてる場合ですらないって思えてきたんですよ。」

福田「そっかあ、そりゃ良かった!頑張ろうぜ!」

平間「はい、福田さん、この前も俺の顔つき変わったって仰ってましたけど、その時はよく分からなかったんですけど、今は鏡見ても変った気がします。」

福田「そうだな、この前のは、あれはウソだ(笑)。お前を元気付けようとしてウソついたんだよ!」

平間「やっぱりそうだったんですか!(笑)頑張りますよ!」

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平間はもう大丈夫でしょう。選手としても学生としてもやや出遅れましたが、長い人生、1年や2年の遠回りは誤差でしかないです。平間選手の今後に期待大です。

それにしても引き籠りの学生に対して「お前、犯罪者になるぞ!」と恫喝する福田氏の指導方法には賛否両論がある所です。

「弱者に対してそんなひどい言葉をかけるなんて、人権侵害だ!」という声も当然あります。

ただ、ここで考えなければならないことは、今回は福田氏と平間選手の1対1の関係性において解決されたのではなく、平間を取り巻くチームの環境。頑張る仲間であったり、励ましてくれる先輩であったり、突き上げてくる後輩であったり。また、チームを支えてくれている関係者であったり、歴史によって紡がれてきた頑張ろうという気持ちにさせてくれるチームの空気であったり。

そういう「環境」=「公」があればこそ、こうした指導も可能になるのです。

「公」なくして人間の成長はありません。「公」から外れた個人は不安になり、ちょっとした言動で「否定された」「批判された」「傷つけられた」となります。
だから「公心」を持って、チームを常に成長させていく努力をすることが「個人」の成長に繋がるのです。


「ゆとり教育」に代表される、戦勝国アメリカと一部の反国家主義者によって進められた「戦後民主主義教育」の弊害が色んな所に噴出し、その被害をまともに受けている今の学生の世代。
そういった若者に生きる活力を与え、これからの日本を担う人材を輩出させられるかどうか。それがオーディンのテーマであり、今回の平間の復活は、そのテーマの実現を大いに実感させる出来事であります。

※ご意見ご感想はこちら
odin_jimukyoku@yahoo.co.jp


■今週の予定:スタッフリーダー濱野

【今週の予定】
27(月)・・オフ
28(火)・・反省ミーティング
29(水)・・オフェンス&リターン
30(木)・・オフ
31(金)・・ディフェンス&カバー
1(土)・・オフェンス&リターン
2(日)・・ディフェンス&カバー

※29日から来月3日まで体育祭と文化祭のため9:30アップ開始です。


■高崎経済戦レポート:オーディンGM福田勝之

今回の試合は、OB・OGが第28期、コーチ以外来ていませんでした。これは当日、第25期、真中家、大熊家の結婚式が行なわれていたので、その代に関わりがある代はそちらに流れたからです。
冠婚葬祭という言葉がありますが、チームにとって試合というのは厳粛な「祭り」でもある訳ですから、結婚式とは同じレベルで重要です。
色々な事情があると思いますが、チームを預かる立場としては、リーグ戦最中の結婚式は是非控えて頂きたいと思います。これは誰も言わないことなので俺が言います。

なぜ、冒頭でこんな話をしたのかと言いますと、今回の試合、グングニルの平田、健太、飯塚も結婚式に流れたので、スタンドは非常に寂しい状況でした。
さらに、高崎経済大のスタンドには応援団が大太鼓を持って陣取っていたのです。

高崎経済大の応援団は時代錯誤な学ラン姿でありましたが、逆に覚悟が決まっている様子で、大変厳粛に力強く応援していました。動作もキビキビとしていて、相当厳しい練習をつんでいたことを伺わせる様子でした。

この状況に危機感を感じた第28期、森永、生山、島村、伊藤、木暮、木村、唐澤は、伊藤、生山が中心となり、指揮を取りチアスティックでの応援をしました。
伊藤、生山は今まで試合に参加していなかったので要領がつかめずにぎこちなかったですが、一生懸命やっていました。試合後にはみんなをまとめて応援歌も歌いました。
こういう努力をして「現場を支えている人間」と「自分達が幸せになりたい人間」オーディンのGMとしてどちらを支持すべきかは言うまでもないことです。

ですので真中夫妻の門出に水を指す形になりますが、敢えて批判しました。結婚生活は楽しいことばかりでなく、苦しいことの方が多いので、この批判を胸に覚悟を決めて幸せになって欲しいと思います。

さて試合は最初のキックオフリターンでオーディンが先制タッチダウン。そして次のシリーズですぐにタッチダウンを取り返されるという波乱のスタートでした。
前半は高経リードで折り返したのですが、向こうの方がラインも大きく、中のランプレーが止まらない展開だったので、正直「力の差」のようなものを感じました。
ましてや高経は、うちが40対7で惨敗している首都大に対して21対21で引き分けているのですから、「これは厳しいなあ」といった雰囲気でした。

ところが3Qに逆転すると一気に勢いに乗りました。ディフェンスもずっと止まらなかったダイブにアジャストでき、攻守が完全に噛み合った形になりました。
相馬のお父さんが「いやー、今日のオーディンは全然違うね。俺はフットボールは分からんけど。動きが全然違うっていうのは分かるよ。人間が流れに乗るっていうのはこんなに凄いんだね。」という言葉が全てを物語ってくれました。

かくしてオーディンは8年ぶりに(相馬、ごめんね。8年ぶりの間違いでした)3部リーグでの勝利を掴みました。高経は今年3部に上がったばかりとは言うものの、首都大に引き分けているのですから、これは胸を張っていいと思います。並のチームなら8年間もダメならそのまま腐ってしまいますが、どん底から這い上がってきた所が素晴らしいと思います。

どん底から這い上がると言えば、今回の試合に徒然後記でお馴染みの伊藤雅史が来ていました。今まで来なかった理由は、留年もして就職も決まらないという中途半端な状態でみんなの前に顔を見せられないと本人が語っていたのですが、この度晴れて福島県の地元の新聞社に就職が決まりました。
伊藤は役員面接においてオースポで毎週記事を書いてることをアピールしたそうです。
この徒然後記の担当を誰にしようかと考えた時に、将来新聞社に就職したいと話していたので、ならこれを書いて修行しろと任せたのですが、伊藤は就活で忙しいときも原稿を落とさず毎週頑張っていました。その本人の頑張りがこういう評価になったと嬉しく思います。

「本人のだらしなさから留年し、オースポを書いて修行して、新聞社に就職を決める。」

まさにモンスター軍は人間再生工場!これぞオーディニズム!
伊藤、お前はオーマニアの中のオーマニアだよ!

それとは裏腹に今回ダメ出しされたのは生山で、せっかく就職したホテルの仕事を上司と喧嘩して退職し、今はフリーターだそうです。
フリーターでも上を目指して頑張っている人間はいますし、オースポの論調としては、それ自体悪いとは言いませんが、今回は辞め方が悪いです。それじゃただのガキです。本人、山梨からはるばる来て説教されて反省していました。

もう1つどん底と言えば、森永は相変わらず厳しい境遇で冷や飯を食っているようですが、今日は一番大きな声で応援していました。ある種の開き直りが出てきたみたいです。元々根性がある奴なので今後が楽しみです。
あと、こちらは社会人として順調に頑張っていますが、唐澤はこの日もグッズ販売を頑張っていました。
今日は、先ほどの事由で試合に来る関係者も少なく、しかも仕事があって後半には帰らなくてはならないという中で頑張っていたのですが、自分が決めたことを貫こうとする姿勢は立派だと思います。
グッズ販売の取り組みには敵の高経の監督さん(?)も感嘆していました。
敵チームに「お、凄いな」と思わせた時点で先手を取った訳です。唐澤は今日の勝利に充分貢献したと思います。それをサポートする木村も照れ屋の性格にも関わらず、来る人来る人に大きな声で挨拶して頑張っていました。

今回の勝利は、ハドルでも話しましたが、昨年全敗ながらも前のめりで倒れて行き、立派な死に様を見せ、散って行き、OB、OGになった今もこうして支えてくれる28期の功績が非常に大きいと思います。
今年の29期は3部で勝利を上げることで任務を全うしたと思いますが、あと2戦、勝っても負けても、「この先輩達の想いを受け継いで行きたい」そう思わせる死に様を見せられるかどうか。それがこれからの4年生のテーマだと思います。

いや、本当にいい日でした。


■シーズン企画:「オーディンモンスター軍、OB達の戦いの軌跡」
〜全国で戦うモンスター達の試合予定と結果をアップします〜

<試合結果>
10月26日(日)JPFF
金子選手、池選手、宮田選手、萩原選手所属
●所沢アウトローズVS○鎌倉ラザロ
0対13で敗戦です。

所沢アウトローズは、今シーズンの通算成績、3勝1敗1分でリーグ戦を終了しました。
あとは他チームの動向でプレーオフにいけるかどうか結果待ちです。

<宮田選手のレポートです>
10月26日、さらに遠くは伊豆の地にて今期リーグ戦最終戦にしてプレーオフをかけた一戦、VS鎌倉ラザロ戦を行ってきました。
両者ともプレーオフがかかっており、負けられない戦いでしたが、結果は13−0で鎌倉ラザロの勝利となり、所沢アウトローズは今期リーグ戦初の敗戦となりました。

#22金子はHB、#25池はCB、#7宮田はOLB、#89萩原はTE/Kにて出場。
序盤は拮抗した展開したが、徐々に鎌倉のショットガンが決まり始め、第2Qに先制のTDをあげられます。
追いつきたい所沢は#25池の2度のインターセプトなどで反撃のチャンスを掴みますが、オフェンスが噛み合わず、得点をあげることが出来ません。
#89 萩原の驚異的なパントにて自陣を回復していくも、第4Qにディフェンスが踏ん張りきれず、鎌倉にまたしてもTDを許してしまい、これで13−0。
所沢は最後まで攻めあぐねてしまい、無念のタイムアップとなりました。

これで自力でのプレーオフ進出はなくなりましたが、まだ他のグループ次第で可能性は残っています。最後まであきらめずに頑張りたいと思います。

〜おまけ〜

宮田「すごい強いわけではなかったんですけど、グリズリーズ戦と違って、なかなかO、D機能せず、そこを突かれた感じです。個人的にも反省点の多い試合でした。
めちゃめちゃ悔しいです。
オフェンスリーダーの金子さんも、かなり落ち込んでいた様子でしたよ…。力になれず申し訳なく思ってます。ただまだあと少しだけ希望があるので、あきらめずに頑張りたいですね。」

編「2本差かあ。惜しかったね。金子オフェンスリーダーやってんだ。出世したねえ。完封じゃ悔しいやな。最後まで頑張ろうぜ!」

※今週はモンスター軍の1敗で、通算7勝8敗1引分です!
ついに負け越し。これはまずいです!
モンスター軍のみんな!次週こそ勝とう!

<試合予定:10月28日〜11月9日>

11月2日(日)JPFF
生山選手所属
甲府ユリシーズVSデイビージョーンズ

11月2日(日)江戸川アーバンリーグ
小堀選手、斎藤選手、香取選手所属
サンダーバーズVSバトルホークス
※常勝バトルホークスとの天王山、これに勝てばリーグ優勝も見えます。
絶対に勝ちたい注目の一戦です。

11月3日(月)Xリーグ1部
高木選手、木暮選手所属
富士ゼロックスVSハリケーンズ

11月9日(日)Xリーグ2部
福田選手所属
バーバリアンVSウォリアーズ


■松本主将プロデュース:今週の主将賞

主将賞:村越哲郎

今季のリーグ戦、カバーチームではスナップミスやルート取りができていないなど、良いフイールドポジションを得られていませんでした。

村越はこの夏からパンターを務めています。始めて2ヶ月程ですが、先日の試合でも良いキックを連続し、勝因の一つでありました。
始めたころは、スナッパーからのボールを取りこぼしたり、焦ってミスキックをしたりもし、『蹴れない』と言ったりもしていましたが、スナッパーの歌田と誘い合いBeforeからAfterまで練習し続けました。
その結果、先日の好パントに繋がりました。

そんな村越を今週の主将賞とします。


■オフェンスディフェンスリーダーより

<オフェンスリーダー:佐々木亮>

土曜日は応援ありがとうございました。
待ちに待った一勝をやっとあげることができました。この一勝はodinを取り囲む皆様と勝ちとった勝利です。
あと2戦ありますが、全力で取り組んでいきます。

さて、今週は試合のレポートを含めてOLリーダーの相馬にお送りしてもらいます。
じゃあ、よろしく!!

土曜日の試合ではグラウンドに足を運び、ご声援いただき、本当にありがとうご
ざいました!
ようやく勝つことができ、本当に嬉しいです!
OLリーダーの相馬高之です。
今回DLをいかに処理するかが鍵になっていましたが、外へのランプレーを使う、これまでのプレーを高崎経済用に部分的に変更をする、ケイダンス(プレースタートのかけ声です)を混ぜて使うなどして処理できました。

しかし、1試合を通じてファールがあまりにも多かった、最後のオフェンスで時間をコントロールするようなプレーコールをしなかった、という課題がでました。
最後の最後でTDを取られてしまったのはオフェンスにも原因があります。

4Qの最後のオフェンスでは、やはり時間を使いながらランプレーで進めていくべきだったのですが、その状況においてロングパスを使ってしまいました。

これまでの取り組みが試合に出ます。
次は圧倒的なオフェンス力で、リーグ戦で唯一全勝をしている埼玉大との試合です。
TDを取りこぼした方が負けます。そして時間を使ってTDを奪いにいくオフェンスをしないと、相手にオフェンスのチャンスを与えて、こちらのディフェンスに大きな負担をかけることになってしまいます。
前回のままでは勝てません。細かいところまで詰めていく取り組みをして、試合に向けていきます!


<ディフェンスリーダー:出家圭介>

こんにちは!出家です!
ついにこの日が来ました。3部初勝利です!
相手は今年上がってきたばかりの高崎経済大学とはいえ、やっと3部の舞台で勝つことができました。
また今回はディフェンスが頑張りました。4本TDを取られたものの、5回のターンノーバーで後半は明らかにチームに勢いを与えられていました。
中でもスターターLBの卓磨、初スターターのDB隆幸、DLの龍之介の1年生はよくやってくれました。
龍之介は前線でプレッシャーをかけ続け、卓磨は確実なタックルでキャリアーを仕留め、隆幸は2インターセプトを決めてくれました。
本当に今期のディフェンステーマ「勢圧」を体現出来たゲームだったと思います。

けれども反省で出たようにアラインミスやタックルミス等まだまだディフェンスが成長できる・しなければならない所も多くあります。
次戦の埼玉大学は本当に強く、わずかなミスでも失点につながってしまいます。
厳しい戦いになるのは間違いないですが、自分達の力を全部相手に試す、ぶつけるために、また2週間頑張っていきます!


■徒然後記

京都の相国寺、栃木の日光東照宮などは「鳴き龍」という天井画で有名だ。部屋の中央で拍子木(ひょうしぎ)を打つと、ちょうど天井に描かれた龍の顔のあたりで音が反響するため、まるで龍が鳴いたように聞こえる。実際体感してみるとわかるが、その響きは凛(りん)としていて耳に心地良い。

「鳴き龍」は部屋の中央であればあるほどその反響は大きい。米国から始まった金融危機はいまや世界を覆い、日本でも株価の急落や円高など大きな打撃を受けている。米国がいかに世界の中心となっているかを思い知らされる。
各国も金融対策に追われる。24日北京で開催されたアジア欧州会議(ASEM)では、この危機を受け、国際金融情勢に対するASEM特別声明をまとめた。窮地にある国に対する支援で国際通貨基金(IMF)がより重要な役割を果たすべきだと強調し、金融危機に対して各国が結束して克服していくことを確認した。
具体策に乏しいなど批判もあったが、45か国もの首脳が出席し、金融への危機感を共有したこの会議の成果は大きい。アジア・欧州の連携を強化する機会ともなったか。
鳴らした拍子木の音は鈍くとも、その響きには澄んだ音も混じる。

<第28期:伊藤雅史>


さーて、来週のオースポは?

○社説「現代に蘇る侍、忠孝の男、村越哲朗とは」
○特別企画「オーディンモンスター軍、OB達の戦いの軌跡」
以上を中心にお届けします。

「明日に向かってファーストダウン!」
オーディンは、未来を創るフットボールチームです。
来週もオースポでお会いしましょう!

posted by 週刊オーディンスポーツF編集長 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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