2011年03月09日

週刊オーディンスポーツZ:Vol.49

■社説

12月2日に今シーズンの総括ミーティングが行なわれました。
場所は6号館で行なわれたのですが、久しぶりに行ったら壁が青みがかった真っ白な塗装がされていて、まさに病院のようでしたね。ちなみに「6号館=人科病棟」というニックネームはまだ存在するそうです。懐かしいですね。

主将からは今週号のオースポにも書かれていますが「個人視点」から「全体視点」へ見方を広げていくことが今季もこれからもテーマで、広げられはしたけどまだ不十分という評価でした。
これは、今回のミーティング全般を見て気付いたことなのですが、各リーダーが各パートで総括したことを発表するスタイルを取っているのですが、その発表に対して意見を言い合ったり、質問、提案する時間が取られていないのですね。
その辺のやり方を変えていけばもっと各々のパートの取り組みを共有していけるのかなと感じました。

オフェンスからはゾーンブロックの精度が上がったこととパスプロとRBとのコンビネーションが話題に上りました。OLはサイズが重要ですから、大きい選手を探すことも含めて頑張らなくてはいけません。

ディフェンスからはスタッツが去年より悪かったことが上がりました。
ファンとして試合を見ていると分からないですが、冷静に戦力を分析しています。
精神面では「自分から動く」「何でやるのか自分から理解する」ということが課題になりました。

スタッフは、アナライザーからは「パートに特化した取り組みをしていきたい」ということが挙げられ、トレーナーからは「フットボールに特化した取り組みをしていきたい」ということが挙げられました。
この「特化」という言葉は「他と異なる特別なものとすること。特殊化すること。」という意味ですが、「専門化する」という意味で使っていたようです。

組織が発展する過程では、例えばフットボールを例にすると、始めは人が集まってみんなでキャッチボールをやったりブロック練習をしたりしながら始まる訳です。
そのうち体が大きい者はブロック専門に、動きの素早い者はスキルにと言った具合に「専門化」、要はスペシャリストになっていくわけですね。

これがさらに進んで行くとRBがモーションしてWRの役割を兼ねたり、DLとLBが役割をチェンジしてDLがパスカバーをしたりできるチームになっていく訳です。

企業でいうと、例えば自動車販売会社は通常は営業マンがお客様に対応して、メカニックは裏の工場で車の修理を行なうというのが従来のモデルでしたが、今では状況に応じてメカニックが修理状況の説明をしたり、営業マンがバッテリー交換などの簡単な修理をサービスしたりといった「フットワークの効く」企業が生き残っています。要は「スペシャリストからゼネラリストの時代」と言える訳です。

今のオーディンはここ数年で色々な組織がそれこそ「特化」し、専門力をつけ、精度を上げて伸びてきました。一方で組織間のコミュニケーションが円滑に行なわれず俗に言う「縦割り」の風土を作ってしまいました。
そこの所は学生も理解しているのですが、じゃあどうやって具体的に進めて行けばいいのかという所が難しいようです。

アナライザーというのはフットボールの専門性が求められる訳ですから、今後の発展としては例えば1年生にプレーの勉強をさせたり、アメリカのカレッジや1部リーグのプレーも研究してアサイメントを立案するようなそういう役割になっていくでしょう。

一方トレーナーというのはスポーツ全般が守備範囲になる訳ですから、広く浅い取り組みが求められます。行く行くは文教の他の競技の試合にテーピング要因として依頼されたりしながら他の団体と交流を深め、例えば陸上部と合同トレーニングをしてランニングの指導を頂くとか、そういう橋渡しが求められるようになるでしょう。

狭いけど深いのがアナライザー、浅いけど広いのがトレーナー(もちろんプロの世界ではさらに深い知識が求められますが)ということです。

さらに先ほどの「スペシャリストからゼネラリストへ」の話に戻ると、今度は「そういうプレーをするにはどういうトレーニングが必要なのか」という話になってくる訳ですね。

じゃあ専門性と一般性をどのバランスで取っていくのか。そこに柔軟さと擦り合わせによる取り組みと成果の共有が必要になってきます。
さらにトレーナー部門はストレングス部門との一本化が来季のテーマとして挙げられましたが、この取り組みも同様に柔軟さと共有が求められるでしょう。

特化、専門化と言えば、総括の中でエージェント、コミュニティー、パブリシストという名前だけ見ると何をやっているのかなんだかさっぱり分からない組織がそれぞれの専門職の反省を述べていました。

ちなみにエージェントというのは対OBの取り組み、コミュニティーというのは対地域の取り組み、パブリシストというのはポスターやウェブサイトの取り組みなのですが、要するにみな「営業」です。

「営業」ならば、その取り組みは「自分たちが何をしたか」ではなく「相手からどういう反響があったか」ということを評価にするべきです。
例えばいちOBを基準に考えるなら、「地域の活動」を「ウェブサイト」で知って、ああ頑張ってるんだなと思って「キックオフパーティーや木村がやっている壮行会に参加しようと思った」となる訳です。
そこで満足できれば、じゃあ試合に行ってみようかということになり、会場では健太が中心となって客席を盛り上げ、グッズは唐澤が中心となって販売し、チケットも含めてお金を払って頂きチームの利益にする。

ここまでが仕事のはずです。

そう考えたら最終的なグッズ売り上げ、チケット売り上げといった全体での成果を共有するべきなのにそういう雰囲気になってないです。
全体は全体として捉え、それとは別に「自分が何をしたか」に興味が行ってしまう。
ひとつひとつの取り組みは素晴らしくても、全体が見えてないから結局「仕事」でなくて「労働」=「あてがわれたルーティンワークをこなして役割を全うする」になってしまい、大きな流れになりきれないのが大変もったいないです。
去年よりは改善されましたがまだまだですね。

松本主将は「来季は、周囲の中の自分達へ」と述べていますがまさにこういう所がテーマだと思います。ここは来季に期待です。

最後に4年生はもうこれでひと段落ですが、みな「引継ぎまでが今季の仕事」と理解しているようで、総括だからといって感傷的な雰囲気にならなかったのがすごく良かったです。

学生時代のフットボールは言わば仮免みたいなものです。
社会人になってから、4年間のオーディンでの経験を生かし、職場で、社会人チームで戦力として認められる。それで1人前の本免合格です。
で、そこからが実戦ですよ。
4年生はまだまだこれからです。

※ご意見ご感想はこちら
odin_jimukyoku@yahoo.co.jp


■松本主将からの今シーズンの総括です
2008年年総括
昨年の12月から始まった2008年シーズンも昨日の納会をもって終了しました。

今季は1勝4敗5位という結果でした。
その中で、林さんを中心としたグングニルを始め、100人以上の方々にご来場いただきました。
また唐澤さんが中心にやって下さったグッズの売上は16万円を超えました。
ですが、これらのことはある種「やっていただいた」ことであります。
自分は今季をやっていく上で、個人個人の意識をチーム全体に広げ、またそのチームは周囲の中でどのような位置、役割なのかを考えられるようにしたいと思ってきました。

多くの方々のお力添えをいただき、1勝を挙げることができました。ですが自分達はまだ自分達しか見ていなかった、そのように総括されました。

このオースポにも出た様々なことを経て、自分から自分達に意識を広げられたのは良かったと思います。
来期はさらにそれを周囲の中の自分達として捉えていけるようにしていきたい、2008年をそのように総括しました。

今季を応援していただき、本当にありがとうございました。2009年もまたよろしくお願いいたします。


■2009年度の幹部が決定しました

主将:池田和樹
副将:星野嘉住、山下研
スタッフリーダー:濱野郁美

※幹部からのメッセージは公式BBSにて。
メッセージ書き込みの方も宜しくお願いします。
http://www4.rocketbbs.com/641/odin.html


■シーズン企画:「オーディンモンスター軍、OB達の戦いの軌跡」
〜全国で戦うモンスター達の試合予定と結果をアップします〜

<試合結果>
12月7日(日)JPFF
金子選手、池選手、宮田選手、萩原選手所属
●所沢アウトローズVS○川崎グリズリーズ
9−28で所沢アウトローズの敗戦です。

<宮田選手からレポートが届いています>
12月7日(日)、北風冷たい伊豆の地にてプレーオフ2回戦(準決勝)、所沢アウトローズ対川崎グリズリーズ戦が行われました。
#25池はCB、#7宮田はCB/FS、#89萩原はTE/Kとして出場。(#22金子は無念の試合欠場です)
結果は9−28で川崎グリズリーズの勝利となり、所沢アウトローズは準決勝敗退となりました。

第1Q、川崎からの攻撃でしたが、リズム良く攻められてしまい、所沢は上手くアジャスト出来ないまま立て続けに2TDを与えてしまいます。
また川崎のDも所沢の攻撃にしっかりと対応し、0点に抑えます。
しかし、第2Qに入ってからは所沢も調子を取り戻し、終盤に萩原のFGを決めて3−14として折り返しました。
後半最初のシリーズ、所沢はパスアタックの猛攻で一気にTDまで結び付け、9−14(FGは失敗)と追い上げます。
しかし、川崎もその後TDを取り返し、第4Qへ。
所沢はあと一歩のところで攻めあぐねてしまいますが、川崎は勢いが止まらずさらにTDを追加、結局9−28と点差が開いてしまい、そのままタイムアップとなりました。

これで今季全試合日程終了となりましたが、所沢にとっては来年につながるとても良い経験が出来たと思います。
応援ありがとうございました!!
サンダーバーズ頑張れ〜!

12月6日(土)Xリーグ1部
高木選手、木暮選手所属
○富士ゼロックスミネルバAFCVS●日本ユニシスBULLS
27対17で富士ゼロックスの勝利、この試合は1部2部入替戦で、ゼロックスが1部残留です。
出場機会に恵まれなかった高木選手は、この試合をもって1部リーグから撤退し、来季は2部リーグのチームで再スタートするとのことです。是非頑張ってもらいたいと思います。

ちなみに福田選手所属のクラブバーバリアンの1部昇格戦の話は、ハリケーンズが残留を申請したことで立ち消えになりました。
1位のブルザイズは、ロックブルが入替戦棄権ということで自動昇格です。
福田選手、非常に残念がっていました。

※今週はモンスター軍の1勝1敗で、通算12勝12敗1引分です!
いよいよ今シーズンも大詰めです。モンスター軍のシーズン勝ち越しなるか!?
所沢アウトローズとサンダーバーズの勝利に期待です!

<試合予定:12月〜>
※今年の大取りです!
12月14日(日)江戸川アーバンリーグ
小堀選手、斎藤選手、香取選手所属
江戸川アーバンリーグ決勝
サンダーバーズVSブロンコス
時間:12:30
場所:駒沢第二球技場

※対戦相手のブロンコスは、リーグ戦では前回勝利したローバックスに対して負けているチーム。しかし春の試合ではサンダーバーズに勝利しています。従ってどちらが勝つのか全く読めません。決勝には肺炎の死の病から立ち直った斎藤選手も出場します。

斎藤選手のQBサックなるか!?
小堀選手のオープンランが決まるか!?
香取選手のハードヒットが決まるか!?
この三人が締めます!しかもこの試合にはモンスター軍勝ち越しが懸かります!

■今年もバーシティーボウルに参戦します

バーシティーボウルとは、大学関東リーグ・関西リーグの2部・3部リーグから選抜された、大学4年生の選手で構成されるオールスター戦です。この試合で活躍した選手の中にはXリーグでも活躍している選手もいます。
そもそもバーシティー(Varsity)とは、大学を意味する『University』からきており、和訳としては、『大学のスポーツの代表チーム』と訳されます。
また、イギリスでは、『バーシティマッチ』というと、オックスフォード大学とケンブリッジ大学の対校試合のことを指すようです。伝統ある試合なのですね。

西暦が偶数年の年は関西の大阪市長居球技場や、2006年は万博アメリカンフットボールスタジアムで開催され、奇数年は関東のアミノバイタルフィールドなどで開催されます。
通算成績は、関東3部チームが11勝6敗1引き分けで勝ち越しています。今年も関東チームが勝つのか、それともホームの関西チームが2年越しの勝利を手にし雪辱を果たすのか。出家君と飯塚君はどれだけ活躍するのか!?

みどころ満載のバーシティーボウルは、
2008年12月20日(土) 大阪市長居球技場 11:30 Kick Off!!
入場料金前売り:1000円 当日:1200円
みんなで出家君と飯塚君、ついでに関東を応援しにいきましょう!!
<第28期:木暮淳一>※意外と文章書けるのね!


■コーチからの推薦文です
<出家圭介>
こんにちは。ディフェンスコーチの酒主です。
バーシティボウルにSFとして選抜された、出家圭佑について紹介いたします。

彼のプレーを見たことある方はご存じのように、チーム内で屈指のスピードを誇り、優れたボディバランスを併せ持ちます。彼のポテンシャルは、リーグの中でもかなり高いレベルにあるといえます。また、攻めいる隙あらばアグレッシブに狙っていくプレーは、ディフェンス選手らしいスタイルを持っています。

SFというポジションは、パスを守ることをメインとしながらも、ランプレーでは要所を担い、セーフティとして最後の壁を作ります。
ディフェンスのシステム上、LB(ラインバッカー)と同じようにOL(オフェンスライン)のブロックを処理しなければいけない場合があります。

彼のサイズは、決して大きくはありませんが、サイズの差をもろともせずOLに立ち向かい、フィールドを自分のものにします。そのようなプレーができるのは、彼のリアクションの早さ。スピード・クイックネス・アジリティを可能にする下半身の力を身につけているからです。彼は、DBのスキルだけでなく、どのポジション でも必要とされる基礎をしっかり身につけています。
また、ディフェンス全体のシステムを理解しようと努力し続けてきました。だからこそSFの経験1年でも、フィールドを抑えられるのです。

今シーズン、彼はディフェンスのリーダーを担いました。リスクを考えるあまりに思い切りプレーができなくなった時期もありました。こんな時期を経験し、現実に向き合ったからこそ、今シーズンも彼らしいパフォーマンスができたのでしょう。

そして今、リーダーの責任を果たした後のバーシティボウルは、彼に精神的な解放を与え、今まで以上にアグレッシブなプレーを表現し、U19トライアウト時に抱いていた素直な野望に似た心持ちで、素晴らしいパフォーマンスをしてくれることでしょう。


<飯塚明男>
どーも、こんにちは。オフェンスコーチの安宅(あたか)です。

今回はオフェンスユニットから飯塚(明)が関東三部の代表に選出されたので、簡単な紹介をボクからさせていただきます。

まず、飯塚(明)の最大の売りは、ショートパスを捕ってからのランアフターキャッチです。O-Lineのブロックを使った彼のミドルスクリーンは相手チームにとって看過できないプレーであったのでは、と思われます。

次に、注目すべきポイントは堅実なブロックです。サイズを遺憾なく発揮したオープンフィールドでの彼のブロックは、ストレッチでの獲得ydsに大きく貢献していました。

しかし、飯塚(明)にも弱点があります。それは、精神面が弱いことです。これは彼自身も自覚していることで、自分を強く信じることができず、途中でものごとを投げ出してしまうこともありました。彼が3年時にTEからWRになったのも、そういった事情を排すことは出来なかったと思います。
ですが、飯塚(明)はチームにとって大きな仕事をしてくれました。
それは、WRパートの改革です。これは、今シーズンの数字として如実に表れているものではありませんし、来シーズンも萌芽するかは分かりません。
しかし、今年の一年生が上級生になる頃には、結果が伴っていると思います。下級生WRはそういったところでも飯塚(明)に感謝して、飯塚(明)の改革を続けていってほしいと思います。

最後に、ボクから飯塚(明)に言えるのは、
「自分で楽しもうとしないとつまらない結果になる。だから、積極的に楽しんでこい。」
です。
駄文にお付き合いいただいて、ありがとうございました。


■徒然後記
時代の変化とともに子どもの事情も変わる。遊びは缶けり、鬼ごっこからTVゲームへ。最近は雑巾しぼりを知らない子どももいるというから、掃除はほうき、雑巾がけから全自動掃除機へ、というのもあるだろうか。

小中学生が携帯電話を持つのも時代の流れだろうか。最近ケータイ片手に街を歩く子どもをよくみかける。防犯上持たせたいという保護者も多いようだ。
ただ、携帯による被害もあわせてよく聞くようになった。いわゆる「学校裏サイト」やメールによるいじめが問題になっている。便利さゆえの弊害ということだろうか。

大阪府の橋本知事が府内の小中学校への携帯電話の持ち込み禁止を打ち出した。近年加速する「ネットいじめ」やケータイ依存による学力低下を懸念してのことだ。ほとんどの学校はすでに持ち込みを禁止していたというが、府をあげて全面禁止を掲げたその意味は大きい。
「今帰る/妻から返信/まだいいよ」「好きですと/アドレス間違え/母さんに」
今年のサラリーマン川柳でベスト10入りした句だ。哀れ他人事と思いながらも、どこか共感を覚えてしまう方も多いのでは。ケータイの苦労にはこんなものもあるようだ。
しかし、同じケータイでつらい苦しみを受ける子どももいる。そちらは他人事と笑いはできない。
<第28期:伊藤雅史>

さーて、来週のオースポは?

○社説「(オーディンの総括が入り、日程が前後しましたが)日本が重大な決意をした記念すべき日、今年も12月8日がやってきました」
○「みなさまからの寄付金をこのように使わせて頂きました。」主将からの会計報告
○特別企画「オーディンモンスター軍、OB達の戦いの軌跡」
〜最終回〜サンダーバーズ、アーバンボウル優勝なるか!?
以上を中心にお届けします。

「明日に向かってファーストダウン!」
オーディンは、未来を創るフットボールチームです。
来週もオースポでお会いしましょう!

posted by 週刊オーディンスポーツF編集長 at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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