2011年03月13日

週刊オーディンスポーツZ:Vol.57

■社説

いよいよ2月12日の春合宿をもって今シーズンのチームの活動がスタートします。
スタートに際して、残念なことが1つありまして、昨年1年間オーディンの一員として一緒に頑張ってきた、トレーナーの小松文と松永孝一が正式にチームを去ることになりそうです。
松永に関しては、もう連絡も着かない状態ですので何とも言い様がないのですが、小松に関しては、去年の暮れや、今年の1月もチームに帯同して、最後までチーム残留の方向を探っていたので非常に残念です。

本人とは直接話す機会がほとんど無かったのが悔やまれますが、高校まで一線で頑張っていた陸上をもう一度頑張ってみたいというのが理由だそうです。

ただ、そうした個人の理由や、ヒューマニズム的な感情はどうであれ、チームの発展を願うべく、体制に迎合するような提灯記事を書かない、マスメディアとしてあくまで批判する立場を忘れないオースポ社説で取り上げるべきことは、「この貴重な人材を失ったことは、チームの発展にとって非常にマイナスであり、また、こうした、人を育てられないチームの土壌というのは、チームの発展にとっても、学生の成長にとっても、また、社会に対する貢献の上でも大きな問題である」ということです。

小松の正式な退部の意向を聞いたのは先週お伝えした監督のご自宅での「スパーボウル観戦」の時だったのですが、その時にスタッフリーダーの濱野の口から聞きました。
その時に濱野は「小松は、チームから本当に必要とされているのかどうか分からないようなことを言っていた」と話していたのですが、このときの会の雰囲気を見る限りでは、スーパーボウル観戦に夢中で、特に同期の新二年生の頭に「果たして彼らの意識の中に小松の存在はどれ程占められているのだろう」と疑問を感じずにはいられませんでした。

ちょっとその話題を振ってみたのですが、今まさにチームから離れてしまいそうになっている同期よりも、プレーは上手いかもしれないが会ったことも話したこともないNFLの選手の方に興味が行ってしまう。
ああ、同期がこれでは、選手が自分が楽しくてアメフトをやっているのなら、実際フィールドでプレーして活躍できないトレーナーとすれば、支えようと思うより、自分も選手として陸上をやりたいと思うのは当然だと思いました。

トレーナーの仕事は、昨年掲示板や。社説でも非常に問題に上がりました。

選手の食事管理や体調管理を啓蒙しようと壁新聞を書いたり、食事調査を行ったりしていましたが、肝心の選手は「壁新聞は貼ってありますけどあまり見ないし影響も受けません」(祥平)「トレーナーはぶっちゃけテーピングを巻いてくれる人くらいの認識しかないです」(出家)これが本音でした。
トレーナーリーダーの小山は昨年頑張っていましたが、チームの選手の体質を変える程のリーダーシップは残念ながら持ち合わせておらず、それでもチームを強くしたいとの想いから「ならば強制ではなくアドバイスとして」という位置づけでこうした活動に取り組んでいました。

けれど、選手もチームも無視する仕事をさせられては新人が育つはずも無いのは当然でしょう。
しかもその仕事は「プレーヤーを強くするため」には必要な訳ですから、「こんな仕事意味があるんですか?」と文句や不満も言えない訳です。

これが選手なら、「ここはフットボールチームだからフットボールの練習をここでしなさい。けれど君は戦力としては考えてないから、君の練習はチームにとって何の影響もないよ。けれどその練習をやっていればチームの仲間ではいられるよ」と言われているようなものです。

それでも中には、「自分は活躍できないから。それでも仲間としていられるのであれば嬉しい」と、こういう立場でも満足する人間もいるかもしれません。
しかし、今のままのチームでは、自分自身が選手として活躍する力を持ちながらも、それでもチームのために自分の選手としての経験を捧げ、裏方に回りたいという「トレーナー」のような仕事を担う人材は絶対に育ちません。

小松が春合宿で戻って来てくれるのか、このままさよならなのかは分かりませんが、チームとしてはこれを機に変っていかないとこれ以上上には行けないです。

人を育てるためには「役割を担っている実感」と「チームメイトと心が通っている実感」この2つが必要です。

人間というのは、自分と親しい人に囲まれて自分の好きなことをやっていれば大概満足な人生を送れるものです。だから弱いチームはいつまで経っても弱いままでそれなりに自分達のレベルで勝ったり負けたりしながら青春時代を謳歌して4年間を終えてしまいます。

繰り返しますが、チームの仲間が辞めるか辞めないかということよりも、目の前のテレビの中にいる選手の方に興味が行ってしまう。
そして好きなものを好きなだけ食べ、好きなだけ酒を飲む。
これではフットボールが好きな人間は育つかもしれませんが、チームを、社会を益する強い選手、強いスタッフは育ちません。

それは去年の東洋大戦に自分達のハドルに敵チームを入れてしまっても何も感じない精神状態と同じで、要はチームの主権、国境が揺らいでいる訳です。
まさに国家権力によって立場、給料を保証されながら国家批判をする日教祖教育の弊害だと思います。

「いったいお前はどこの国の、どこのチームの人間なんだ!」ということです。

シーズン開始に先駆け、チームを作る上でこういうことが一番大事なことなのでシーズン開始前に強く訴えたいと思います。


小松!帰って来い!

※ご意見ご感想はこちら
odin_jimukyoku@yahoo.co.jp


■オーディンニュース

2月10日(火)オーディン創部者の飯田広三さんが現在暮らしている千葉県銚子市まで幹部中心に「朝貢」することになりました。
チームフィロソフィー作りに際して、飯田さんからもオーディンの何たるかを学んで欲しいと思います。
飯田さんの話は熱くて面白いよ〜!けど、熱さで負けんなよ!

※チームBBSはこちら
http://www4.rocketbbs.com/641/odin.html


2月の予定です。
12日(木)〜14日(土) 春合宿
15日(日)〜16日(月) オフ
17日(火) グラウンド練習開始

3月7日(土)キックオフパーティー(万が一会場が取れなかった場合は14日に開催します)

<スタッフリーダー:濱野郁美>


■〜オーディン、3部で1勝の足跡を刻んだ英雄たち〜
2008年度卒業生からのメッセージを紹介します。

1、これからの進路
2、4年間を振り返って
3、後輩たちへ

1、お恥ずかしい話ですが、留年します。

2、4年間は色々なことがありました。色々ありすぎて覚えていないこともありますが、楽しいことの1倍くらいキツいことがありました。
ですが、それも含めて楽しかったと思える4年間でした。ありがとうございました。

3、今年もグランドには行くので、直接話しましょう!

<第29期OB:松本皓>


■徒然後記

一ノ谷の戦いで平氏に大勝したとの知らせが、源氏方の大将頼朝のもとに届く。
その夜、頼朝が家臣の大江広元と語らう場面が、司馬遼太郎さんの小説「義経」にある。
「いますこし、控えめの勝利でもよろしゅうございましたな」。
いぶかる頼朝に、広元は続ける。「大功は妖怪をつくる、と申します」。大勝利の立役者、源義経には必ずや慢心が生まれると。

何も戦の中の話だけではなかろう。株式会社リクルートの創業者、江副浩正さんもまた事業が成功するとまず不安を覚えるという。自分や他の社員に芽生えかねない慢心という妖怪をまず心配してしまう、ということだろう。

高い配当をうたって出資を誘い、疑似通貨「円天」で買い物ができるインターネット上の市場を運営していた健康寝具販売会社「エル・アンド・ジー(L&G)」の会長や幹部が警視庁などに逮捕された。
約3万7000人の会員から吸い上げた金は約1260億円に上るという。

あの手この手で出資者を募り、一千億もの金を集めた経営者らの内には、さぞや大きな妖怪が育っていたことだろう。「減らないお金」という常識的には考えられないうたい文句に惑わされた出資者もまた、少なからず慢心を抱いてしまったか。
周囲の甘い言葉に惑わされず、まずは妖怪の存在に気を配りたい。

<第28期:伊藤雅史>


さーて、来週のオースポは?

○社説「春合宿に参加してきました」
○直撃インタビュー「第30代主将:池田和樹とはこういう男です」
○オーディン、3部で1勝の足跡を刻んだ英雄たち〜
2008年度卒業生からのメッセージを紹介します。

以上を中心にお届けします。

「明日に向かってファーストダウン!」
オーディンは、未来を創るフットボールチームです。
来週もオースポでお会いしましょう!
posted by 週刊オーディンスポーツF編集長 at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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