2011年03月15日

週刊オーディンスポーツZ:Vol.84

■社説

8月15日の終戦記念日は、オーディンは毎年合宿の日程になります。
原爆投下、終戦記念日、お盆…と、夏という季節は自分が日本人ということを感じさせる記念日や行事が多い季節です。
自分の所属するオーディンの先輩の意思を受け継ぎ、チームを未来に発展させるという考えを持つオーディンは、自分の所属する国の先輩達のことも考える必要があります。

自分の所属するチームは愛するけど、自分が所属する国は愛さない。

これは間違った考えではありませんが、少々自分本位ではないでしょうか。

個人的な好き嫌いは一旦脇に置き、自分が所属する国を愛し、家族を愛し、郷土を愛し、大学を愛し、チームを愛する。

私たちは、これが「一所懸命」な考え方だと思います。

そこで、8月15日には、私たち日本人の先輩たちのことを考える機会にして、未来への原動力にしようと、毎年スピーチを行なっています。

今年は聖徳太子の話をしました。

聖徳太子の頃の日本は、当時、隋に柵封されていました。今で言う植民地とまではいかないまでも、属国です。
日本は中国の皇帝から「王」の称号を与えられることで皇帝に服属しました。

ところが聖徳太子は「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無きや」と、手紙を送り、対等の立場を表明したのでした。
天子というのは皇帝のことで、中国の考えでは、皇帝は世界に一人ですから、これは大変無礼なことです。

激怒した皇帝に対して聖徳太子はどういう行動を取ったか。

このまま主張を通せば実力行使されかねませんし、かといって謝罪すれば再び属国です。

そこで、「東の天皇、つつしみて西の皇帝に申す」と書いた手紙を送ったのでした。
「皇帝」の文字は使わないことによって隋の立場に配慮しつつも、それに劣らない「天皇」という称号を使うことで、両国が対等であることを改めて表明したのでした。

今日の天皇は、これ以前は「大王(おおきみ)」と呼ばれていましたので、これが「天皇」という称号が使われた最初ではないかと言われています。

当時の隋は、高句麗との戦争を控えていたので、高句麗と日本が手を組むことを恐れていました。そういう絶好のタイミングを掴み、勇気を持って政治決断を下した聖徳太子。

歴史に「もし」は禁物と言いますが、それでも、もし、この外交に失敗したら、このオースポは中国語になっていたかもしれません。

平成日本を見ると、アメリカの言いなり、中国の言いなり、北朝鮮にはされたい放題。
天国から聖徳太子は嘆いておられるかもしれません。

私たちオーディンには「自立」のフィロソフィーがあります。

遠く1400年前、中国の柵封体制から自立を果たした日本。
私たちの先輩である聖徳太子からその姿勢を学びたいものです。

※ご意見ご感想はこちら
odin_jimukyoku@yahoo.co.jp


■オーディンニュース

合宿メージ、VS東京国際大学戦、VS杏林大学戦、
2連勝!
ハッスルでの惨敗から、3部3勝に向けて力強く再スタート!

※オーディン公式ブログはこちら
http://blog.livedoor.jp/b_odin/


■休部中、小山祐香の「トレーナー独り言」

合宿お疲れ様です。
今回初日に熱中症で選手が倒れたと聞き、大変責任を感じています。

どこかの大馬鹿者のせいでトレーナーの人数が十分でない今、選手同士でも気をつけあっていく必要があります。
合間合間のレストに隣同士で声掛けをしたり、顔をのぞいたりしてお互いの体調をチェックしましょう。
それが仲間の命を救うことになり、ひいてはそれが自分の命を守ることにもなるのです。

反応が遅い、もしくはない、おかしな言動・行動をとる、暑いのに青い顔をしている、もしくは真っ赤で触るととても熱い、何度も嘔吐を繰り返す、目の焦点が合っていない、ふらついている、汗を大量にかいている、もしくはまったくかいていない、飲物が飲めない・・・これらの症状があった場合は中等〜重症の恐れがあります。
ただちにTRに連絡し、(様子によっては119番通報をする)その間にほかの人間は防具をぬがせ、衣服をゆるめ、なるべく風が当たる涼しい場所へ移動させましょう。
扇風機があれば霧吹きで霧をあてたり水をかけながら風を送り、首やわきの下、大腿四等筋つけねなど大きな血管があるところに氷をあて、顔が青ければ足を高くして寝かせます。
とにかくすぐに体温(もっといえば頭の中・脳みその温度)を下げなければ、最悪は死亡。後遺症として脳に障害が残ることもあります。

(またすでに呼吸がなかった場合、CPR(心肺蘇生)を行わなくてはなりません。
上級生・TRは万が一に備え、シュミレーションや練習をしておく必要があります。)

毎年熱中症で3〜4人救急要請をしている現状、そして越谷の驚異的な暑さと湿度を考えるとそろそろ熱中症指標計の購入も考えてはどうでしょうか。
安価なものではないので、簡単には買えないかもしれませんが、指標計を目安に練習の組み立てやメニューの内容、強度を決めることができれば、救命士の方に怒られる機会は減ってくると思います。

山梨は湿度がなくても日差しが強く、気温自体はそれほど低くなかったと思います。
その上風のない日は熱中症危険日ですので十分に注意し、残りの日程を安全にかつ有意義に過ごしてください。



■徒然後記

8月30日の衆議院選挙も近づき、民主党の政権獲得が現実味を帯びてきた。
それに伴って棚上げされていた「無宗教の国立追悼施設の建設」の計画が再浮上している。民主党の鳩山代表が、政権獲得した場合は建設を推進する考えを表明し、社民党も協力する考えを示しているためだ。

鳩山氏は15日、新潟県長岡市内での記者会見で、「天皇陛下が靖国神社に長い間、行っていないという現実がある。陛下にも安らかにお参りしていただける施設が必要ではないか。党としても取り組んでいく」と述べ、施設建設に改めて前向きな考えを示した。

無宗教の追悼施設は、憲法の政教分離に抵触することなく首相らが参拝できるようになるとの利点があるとされる。中国や韓国の反発が強い靖国神社の代替になるとの期待もある。

しかしながら「追悼」という行為は、そもそも宗教行為なのではないのだろうか。
また「天皇」という立場も、祭祀を司るという宗教的な役割を持った機関である。

祭祀王の天皇が、「追悼」という宗教行為をおこなう「無宗教」な施設。
これは新興宗教ではあるまいか。民主党は宗教に取って代わる「無宗教という宗教」を作ろうと言うのだろうか。
その場所に、政治の都合で英霊に引越しを願うというのか。
神をも恐れぬ行為とはまさにこのことである。

<第25期:西崎雅俊>


さーて、来週のオースポは?

○社説「合宿に行って来ました」
○ど真ん中!池田主将の「今週の主将賞」
○オフェンス・ディフェンスリーダーより
○休部中、小山祐香の「トレーナー独り言」
○西崎雅俊の「徒然後記」

以上を中心にお届けします。

「明日に向かってファーストダウン!」
オーディンは、未来を創るフットボールチームです。
来週もオースポでお会いしましょう!
posted by 週刊オーディンスポーツF編集長 at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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