2011年12月27日

週刊オーディンスポーツZ:Vol.128

■社説〜2011年度プレイバック〜
今週は前期の新人教育中心期をプレイバックして見たいと思います。

では、さっそく、2011年度新装開店号Vol.95から振り返ってみましょう
社説、主将賞、オーディンニュースとご覧頂きます。
当時のチームの雰囲気が感じられると思います。

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5月3日
■社説

勧誘期間が終わって早一週間。
現在の新入生の人数は
プレイヤー14人
スタッフ3人
である。

これほど多くの新入生をチームに迎えられた流れは先週このオースポZで掲載した通りである。
勧誘のこの結果は大変喜ばしく来年以降のチームにも大きく影響するだろう。
しかし同時に大きな課題も出てきている。
それは「教育」だ。
今週は人材教育について、チームの現状と照らし合わせながら書いていく。

駅前の本屋に「今イチバン売れている本」というコーナーがある。
そこの1位には常に『もしドラ』が置かれていたのだが、最近順位に変化があった。
『9割がバイトでも最高のスタッフが育つディズニーの教え方』という本が1位になっていたのだ。

「ディズニー」というブランドもあり、少しの間立ち読みしてみると「目的をしっかり伝える」「後輩ががんばれるような仕組みをつくる」といった当たり前のことが書かれていた。
しかし、当たり前のことだからこそ大切にしなければならないし、実際に当事者がやってみることが難しいのだ。
伝えるにはまず自分達の理解が必要であるし、仕組みについてもチームの現状に適したものであるかの判断が伴い、実行しつづける力が必要だからだ。

またこんな有名な言葉がある。

『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ』

これは第二次世界大戦時に連合艦隊総司令官として戦った軍人、山本五十六の言葉である。
人を育てるということは、ただ言葉だけで伝えて「はい、あとは好きにしていいよ」というものではないということだ。
先輩やリーダーが手本となり、行動や言葉で示してやる。
そしてやらせてみせ、適切な評価を与えてあげることが大切なのだ。

今チームは勧誘が終わって安心しすぎてはいないだろうか。
blogや普段の言動を見ていると
「1年生と仲良くやりたい」
「はやくいっしょにフィールドに立ちたい」
といった気持ちが強すぎてしまっていることはないだろうか。
そんなことでは1年生にとっても迷惑をかけることになり、リーグでの勝利などありえない。
長い目で見れば将来のチームは確実に衰退してしまうだろう。

そうならないために上級生、特に1年生と一番長い時間を共にすることになる2年生の動きが最も重要になってくる。
2年生の動き次第でチームの将来は変わってくるといっても過言ではない。

まだまだシーズンはスタートしたばかりで安心してなどいられない。
勝負はこれからである。


■Narumi’s Eye「今週のオーディンニュース」

人芝になってから、撤退時間等のルールが厳しくなった。
また現在平日の練習は、電気節約ということで20時完全撤退となっている。

走り込みの時間は、ほぼ真っ暗。
時間短縮のため、平日のアップ系メニューは全員では行わない。
練習ビデオをその日中に見れない。
…といったように、やはり使い勝手は悪い。

去年も21時に完全撤退というルールはあったが、この『たった1時間』は『相当でかい1時間』ということを気づかされた。

OBOGの方からすれば、人芝になって綺麗な部室棟も使わせてもらっていて、贅沢なことだと思われるだろう。

他大学からしても、もちろんグラウンドを使う制約はあるだろうし、どんなことを言ってもリーグまでに与えられている時間はどこも平等だ。

大部屋でぐだぐだテレビをみたり、筋トレをしたり、グラウンドでアフターをしたり。
去年までの当たり前だったことが、人芝と引き換えになくなった。

だからといって、撤退早いからやれなくなった、しょうがないではすまない。

もっと個々が自律し、去年まであった『相当でかい1時間』をリカバーし、あと4ヶ月半後のリーグを意識してやっていきたい。


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新人教育期は、同時に春の練習の緊張の糸が切れる時期でもあります。
大学の新歓の華やかな気分。
フレッシュな一年生を見て、自分が何だか偉くなったような、そんな気になります。
そこが危険なのです。

その辺りを主将の村越は予測し、チームがだれないように注意しています。
そして石田はそれに呼応し、チームのモラルに警鐘を鳴らしています。

この辺り非常に良い流れだと思いますね。

それでは続いてVol.97の社説、Vol.96のオーディンニュース、公報CMとご覧下さい。
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5月17日
■社説

5月も中盤に入り気温の高い日が続くようになってきた。
今年から3グラは人工芝に変わり、夏の暑さの対策は必須条件である。
しかし、今の時期の気温でさえ新しいグラウンドは相当の熱を持ってしまうことが、最近身をもってわかりはじめた。
暑さの問題も含め、同じ人間が試合に出続ければその人間のパフォーマンスは確実に落ちることは言うまでもない。
そのような意味でもチーム力の底上げは強くなる上で必須条件だ。

その鍵を握っているのが、1年生である。
今週はパートに入り、チームに馴染みつつある1年生の様子をピックアップして書いていく。

この時期の1年生はやはりやる気が見てとれる。
昨日も久々にアフターをやる時間がとれた。
1年生は合同練の後だったが、ディフェンス幹部の指導の下タックル練習に励んでいた。
また、練習中の1つのメニューに対しても一生懸命でがむしゃらにやろうとしているのが伝わってくる。
しかし以前のオースポZの石田の記事にもあった通り、まだまだ気持ちや行動をコントロールできていない場面も多々ある。
チームを理解し切れていないのだ。
RBパートでも常にリーダーの大類が目を光らせていて、「ハドルかかったらダッシュ!」の声がよく聞こえる。

そんな時こそ新歓の時に追泉総監督からいただいた言葉を思い出す。

「今はやる気はあるだろうけど長続きはしない。辛いこと苦しいことも含め、4年間やりきって、真の強さを手にしてください。」

冒頭にも書いたが底上げは1年生が鍵を握っている。
しかしその鍵をどう生かすかはチームに在籍し、理解している上級生次第である。

然るべき時に叱り、然るべき時に褒める。
ふざけたことをしていたり、チームの方向性とは違う動きをしていたりした時には、はっきりと「ダメだ」と言ってやらねばならないのだ。
それはフォローをするのと同じぐらい、時にはそれ以上に重要なことである。

これから試合も増えていき、とりまく環境も厳しさを増してくるだろう。
何よりもリーグの始まりが目の前に見えてくるのである。
そんな中でいかに1年生を含めた、全体がレベルアップできるのか。
それ次第でリーグの結果は大きく変わってくるだろう。
これからはさらに鋭い感覚と強い意志、そして行動が必要になってくることは間違いない。


■Narumi’s Eye「今週のオーディンニュース」

一年生が入部して半月がすぎようとしている。
先日プレイヤーにはショルダーとメットが届き、スタッフは新しい笛と時計を手に仕事を覚えている。

一年生に話を聞いてみると、
「早くショルダーを着て上級生にまざりたい」
「どんどん仕事を覚えてチームに貢献したい」
といったポジティブな意見が多い。

そんな中、練習のレスト中にある一年生プレイヤーが怒られていた。
なんでも、普段のノリでふざけてしまったらしい。
レストと言っても練習中である。
メリハリをつけろ!と上級生プレイヤーが叱責していた。

たしかに、私たちは普段は学食等で和気あいあいと話したり、ふざけあったりと、練習との差は激しい。

よく考えれば、練習中なのだからメリハリをつけるなんて当たり前のことだが、今までそういった環境がなかったならしょうがない。

これから一年生ははじめてのことばかりで、わくわくしているだろう。
それは悪くはないが、分別をつけないままいってしまえば、普段は楽しいのにただ辛いだけだと折れてしまうかもしれない。

早く一年生とアメフトをやりたい…
みんな口々にしている言葉だが、それだけじゃ全然足りない。

上級生一人一人が、一年生を絶対に戦力にするという強い自覚を持ってやっていきたい。


■広報部発「オーディンCM」

社説や各リーダー陣にもありますように、ただいまオーディンは新人教育が大変な時期です。それと並行してメージも組まれていますので、上級生は自分のことと後輩のことと両方意識しなければなりません。
そんな中で、関係者の皆様にも新人の顔ぶれを知っていただきたく、新入生紹介とブログと2本立てでお伝えしています。
ブログはまだまだ緊張していて固いですが、写真やプロフィールと合わせて、「ああ、こういう新人なんだ」と知っていただければと思います。

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なるほど。厳しいですね。
しかし、新人には、この時期にしっかりチームとしての基本を躾ける必要があります。

戦後教育は「自由」「個性」がもてはやされて、「躾」というものを疎かにしています。
結果、集団としての統率力、基本的な共通動作ができなくなってしまい、後で余計な労力を費やし、結果自分の「個性」を磨く余裕さえなくなってしまい「自由」も無くなってしまいます。
この辺が誤解されやすいのですが、しっかり躾られた人間ほど、どこへ行ってもスイスイと渡って行けますから、結果自由で、個性的な生き方ができる訳です。
躾がされていないとどこへ行っても苦労しますから、結果、個性も自由もない訳ですね。

この時期の一年生は「聞くモード」「観察モード」に入っています。
だからこそ、その時期にしっかり基本的なことを詰め込んでおく必要がある訳です。

この時期を逃して後からああしろこうしろと言うと、「話が違うじゃないか」という不満になる訳ですね。
素直に「聞くモード」「観察モード」に入っている新人は、一見、辛そうですので、甘えさせてあげたくなりますが、それをやっては駄目なのです。

新人は、黙って
「ここでのルール」
を観察しているのです。
話が出来なくて寂しがっている訳ではありません。
それを忘れてはいけません。

では最後にVol.96、97の新人紹介と、新人が入ってノリノリになっている徒然後記で締めたいと思います。

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5月17日、5月10日

■ツープラトン元年!オーディン内戦時代突入!「ディフェンス・オフェンスリーダーより」

<ディフェンスリーダー:下机隆幸>
こんにちは、#1下机です。

先週はポジション発表があり、防具も一式揃ったので、いよいよ今週からは一年生もショルダーを着て、hit練やユニット練に加わっていきます。

ディフェンスチームには新しく
DL 山本晴也
LB 石川慧
LB 小山翔平
DB 上野佳樹
DB 山本健

の5人が加わりました。
まずは、ディフェンスチームのテーマである『勢圧』を体現できるよう思い切りプレーしていこうな!!

ということで、ユニット練はしばらくの間、一年生に合わせた基礎的なメニューを中心に組んでいくことになると思います。
特にユニット練では、メニューの説明だったり指摘する部分が自然と多くなってくるはずです。

そこで、新入生に合わせてばかりいると、その雰囲気に流されてだらだらと時間だけが過ぎてしまう。
そうならないように、パートリーダーはもちろん、上級生は意識を高くもってやっていこう。

また、一年生を育てていく上で意識して欲しいのは「リーグで戦力にする」ということです。
『3部2勝』を達成する為にも、そこだけは絶対にぶらさないように練習に取り組んでいこう。


<オフェンスリーダー:原田将>
こんにちは。とうとう一年生のポジションが決定しました。

今週はバックスのメンツを紹介です。

QB
徳永一士聖
ついに1年生QBが来ました!彼はT-BOWL(タッチフット大会)で、初めての楕円球ながらも、レシーバーの先の空間に放ることができるパス能力を魅せ、ハドルではオフェンスチームをまとめる強い責任感を持っている印象を受けました!
髪型は、坊主で、お寺で修行していたある先輩にソックリで親近感たっぷりです。
彼が司令塔としてフィールドに立つときは要注目してみてください☆

RB
田中雄也
RBメニューの難所、ピラミッドドリルを初見で看破した男。1年生にしてそのカットの切れ味は、さながらバリー・サンダース!!キレキレだぜ!!

渡邊僚太
ラグビー出身の巨躯から立ち昇る闘志はあらゆるタックルを跳ね退け…そうな予感!!その破壊力は正にマリオン・バーバー!!ガッツガッツやぜ!!

森久徹也
そのスリムな身体にヘヴィな闘志を秘めた男てつや。その走りは、かのクリス・ジョンソンを彷彿させる美しさ。速いぜ!!

鈴木翔太
真面目&タフネス!!強くなる蕾が詰まった男!!3回に1回は先輩よりいい動きをする(笑)漫画みたいな奴!!小早川セナみたいな奴!!ドラマティックだぜ!!

QBに1人、RBに4人入りました!みんなポジションに合う素質を持ったメンバーです!

是非ご期待下さい。来週は残るOL、WRのニューフェイスを紹介します。

Vol.97
<オフェンスリーダー:原田将>
こんにちは。先週の続きで新たなオフェンスメンツ(WRとOL)の紹介です!

WR
北条佑樹
スピード、ジャンプ力、そしてDBのいないポイントに走り込む力を持っている
男!グランドを駆け回ること間違いなし!これからの飛躍に期待!!

南 賢人
スピード、高身長、そしてキャッチへの執念を持っている男!ガッツあるプレー
を見せること、空中戦を制すること、間違いなし!これからの活躍に期待!!

OL
野澤勇樹
剣道仕込みのフットワークと持ち前の負けず嫌いな熱いハートで相手を圧倒!
熱い気持ちでどこまでも道を切り開いてくれ!

杉山智紀
驚異の大型新人が入部!
体の大きさをフルに生かしたブロックでオフェンスの要になること間違いなし!!
これからの活躍は見逃せない!

全員、5月末にあるデビュー戦に向けてメニューを組んで練習させています!


賢人はスケルトンに入りたいとか言うんですが『パスコースの基礎もできていないから入れられない』って諫めるのが大変なくらいやる気に満ち溢れています!

このやる気に上級生も負けてられません。デビュー戦で勝つためには1年生が出場できるようになることよりも上級生の頑張りの方が大事なんですから!

当たり前のことですが、日々の練習で1年生だけでなく上級生もレベルアップしていくようにやっていきます!!



■徒然後記

『五月雨をあつめて早し最上川』
芭蕉の句である。
先日ふとこの句を目にする機会があり、梅雨も近いなあなどと考えていたのであるが、その中でふと思った事がある。
どうやら、私たちのようなアメリカンフットボールチームというものは、いわば「川」のようなものであるようだ。
そもそもが、チームという「団体」が作られ自分が加入するに到り、更には自分が脱退してもその流れは続いていく。それは「川」ではないだろうか。
しかし、常に流れるという点については「川」で喩する事が出来るものは沢山あるだろう。
ここで言いたいのは、あくまで句を読んだ
芭蕉が見た「川」なのである。
アメリカンフットボールは競技特性上人数が多く必要なスポーツである。その為、チームという「川」に雨という「人」が降る事で「早」くなると言った具合である。
さしずめ『人数をあつめて強しアメフトチーム』といった所か。
川として流れるに当たって、やはり乾上がらないように水位を上げて行きたい部分はある。
我がチームも、雨をあつめて芭蕉が見た梅雨時の最上川のような濁流となれるよう、今後とも勢い良く流れて行きたい。




■未来に届け!4年生の遺言

第3回目は#5山下晃司が担当します。

4年生からのメッセージということですが、月日が経つのは本当に早いですね。
入部当初安宅さんに「プリケツ」とあだ名をつけられたのが、ついこの間のように感じられます。笑

さて僕は決して偉そうに語れる立場ではないのですが、後輩たちへ伝えたいのは「耐える」ということです。

Odinの活動をしていく中で大変な事は沢山あります。もちろん辛いことばかりではありませんが、辛いことが圧倒的に多いです。
フットボールという未知の世界、文教という大学でのリクルーティング、思うように繋がりが築けないコミュニティー活動。
どの活動を取っても簡単なものはありません。
しかし、それらから逃げるのでなく耐えていくことが本当に大切だと僕は思っています。

耐える事は比較的簡単なものです。なぜなら決心するのは自分一人だから。
自分の意思だけでその道を選ぶことができます。
しかし一度決心したら一人ではありません。
同じ道を選んだ仲間が沢山います。
少なくとも僕の同期はそんな奴らだったと思います。

まぁそこからはがむしゃらに進んでいくしかないんですけどね。
いかにそういった決心をするかだと思います。

耐えた先に得られるものはそれぞれ違います。
しかし、間違いないのは「必ず得るものがある」ということです。
とても抽象的になってしまいますが…

また、耐えもせずに何かを得ようとしてもそれは無理でしょう。
みんな、頑張って耐えていってください。
1年やそこらで得られるものは無いし、4年経ってもまだ足りない。何かを得られるのは何十年後かもしれない…
だけど仲間と歩むということ、それはかけがえのない財産になります。
周りにいる仲間と切磋琢磨し、進んでいってください。


■徒然後記

年末は大掃除に忙しい。
普段は掃除しない窓の枠や、テレビの裏側なんかも掃除しよう。
もう今年も終わりだ。
楽しみにしていたクリスマスも終わってしまった。
でもアメリカではクリスマスツリーは年明けまで飾っておくんだって。
日本は大掃除だ。
正月に向けてさっさとクリスマスを掃除するのだ。
そして清浄な気持ちで新年を迎えるのだ。

<文学部日本語日本文学科卒業生:福田勝之>

さーて、来週のオースポZは?

〇社説「春の試合をプレイバック」
〇未来に届け「四年生の遺言」
〇徒然後記

「来年に向かってファーストダウン!」
オーディンは、未来を創るフットボールチームです。
来週もオースポZでお会いしましょう!


posted by 週刊オーディンスポーツF編集長 at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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